ボストン通貨事情 (中)


November 10, 2000

 2000年11月9日 (米東海岸時) 時点、「1ドル=107円54銭」という為替レートになっている。まあ、日米間のお金のやりとりにおいては、おおざっぱに見積もると、1ドルは100円程度の価値であるということである。しかしながら、アメリカ国内で生活していると、こちらでの1ドルは日本での100円玉とはずいぶんと違う印象を受ける。

滅多にお目にかかれないアメリカ1ドルコイン。日本の100円玉よりは若干大きいのがおわかりになるだろう (写真は同縮尺)。実際、手に持つとずっしりした感じがある。
 一般的にいって、アメリカの物価は低い。もちろん、高級ブランド品などの贅沢品については日本とほとんど変わらないが、こと、日常的な消耗品に関してはかなり安いという印象を受けた。国内の貧富の差の大きさを考えてみると、これも納得がいくというか、本来はそうあるべきなのかもしれないが。これにくらべると、日本は全体的にはそこそこいいくらしをしているのかというと、どうでしょう。

 とまあ、今回のポイントはというと、要するに「1ドルの価値」なのである。日本で「百円玉」といっても最近では缶ジュースすら買えなくなってしまった。こちらではちょっとしたときのチップなどでは、「1ドル札」が活躍するし、学生センターのコーヒーなども一杯(360ccぐらい。薄くて多い。)1ドルで買えてしまう。(余談だが、ちなみにこちらは缶コーヒーというモノはなく、いつも挽きたての淹れたてが基本) 日本のファミレスでチップといって100円玉渡した日にゃぁ、「なめとんの?」という感じであろう。が、こちらのバイトも時給が高くないので、チップの方がいい収入源になる場合があったりして、レストランなどではとてもサービスがよろしいのが常である。日本も100円の価値を今一度見直すべく「100円札」を導入してみてはいかが?

こちらはおなじみの1ドル紙幣。表紙には George Washington の肖像画が描かれている。前回ふれたその横の大文字アルファベットは発行された連邦準備銀行の種別を示す。ちなみに、「A」はボストン。日本で両替すると大抵西海岸ロサンゼルスの「L」が手に入る。

まにあ垂涎?ことし発行された、「1ドル記念コイン」。ナンの記念かは、よ〜わかりません。近くのモールで、切手の自販機のおつりとしてドカドカ出てきて、不覚にも、狂喜乱舞してしまいました。