円錐角膜keratoconus
最近近視や乱視が進行していませんか?


正常の角膜はほぼ球面形に近い楕円〜放物面でカメラのレンズの役割を果たしています。円錐角膜では中央の角膜が弱くなり眼圧に負けて前方に膨らんできます。こうなると角膜がレンズの役割を果たさなくなり眼鏡では視力が矯正できなくなります。20歳前後から発症し、最初は近視や乱視が進行し、数年で眼鏡が合わなくなり、進行すると眼鏡では視力が出にくくなります。初期の場合は角膜形状解析装置でないと診断が難しく眼科でも網膜の病気と誤診される事があります。

円錐角膜
正常な角膜(水色)と
円錐角膜(青色)の断面

症状は16歳を過ぎてから急に近視や乱視が進行します アトピー性皮膚炎の人にも多く見られます アトピーは種々の眼病が併発しますので1年に1回は眼科を受診しましょう 乱視は検査室でチェックできます 乱視表の放射線が普通の乱視では中心に対して対称に見えますが円錐角膜では非対称に見えることがあります

治療はコンタクトレンズで視力を矯正します。コンタクトレンズと歪んだ角膜との間に涙が入り一つの光学系として機能するので視力が矯正されます。軽度の円錐角膜では通常の近視用コンタクトで十分ですが、進行するとレンズと角膜の間の隙間が大きくなりレンズが不安定になり装用が困難になります。従来はこの問題を解決する為に乱視用のトーリックレンズ、内面を放物面にした非球面レンズやソフトレンズの上にハードレンズを乗せるピギーバッグ法などが考えられましたが、どれも決定的な解決法にはなりませんでした。しかし加工技術の進歩によって複雑な形状のコンタクトレンズを作る事が可能になったことと、角膜の形状を非常に精密に解析できるようになったことで円錐角膜の進行に合わせたレンズのデザインが可能になりました。ニュージーランドのローズ博士開発した円錐角膜専用コンタクトレンズ ローズK Rは、殆どの症例でオーダーメードに近い処方がベースカーブとサイズを選ぶだけでできるようになりました。特殊な周辺デザインにより角膜中央と周辺の圧力バランスが最適になるとオルソケラトロジー効果により角膜の形状を正常化させる効果もあります。

ROSE_K

ローズK(日本コンタクトレンズ)
中央の彎曲が大きく突出した角膜を強く圧迫しない
詳しくは図をクリックして下さい
* 映像が途切れる場合は ファイル(rose_k56k.zip)をダウンロード して再生してください


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