誰も知らない街で
空気感や匂い、今までカタチになった事のないようなキモチを歌にしたかった。
歌詞の冒頭を見た時になんとも言えない空気感、空間を感じました。
タイトル同様、曲の世界観やハーモニーも自分にとって未知なところを目指してみました。
いつも未知なるものを求めてはいますが、歌の主人公と重なって
それはなんとも不思議な世界になりました。
嬉しくて、切なくて、期待に胸が膨らんで、懐かしくて、ちょっぴり悲しくて、
前に進みたくて、後ろに進めなくて・・・。
なんかどれもあってて、どれも違う。そんな感じです。
曲も不思議と小節線のしがらみから解放され、コードも行きたい方向へ勝手に泳がせて、
自由に誰も知らない街へ行かせました。
いずみちゃんの歌も、とにかく空間作りを第一ににアプローチしてもらいました。
今回のアルバムでこの歌のいずみちゃんの声が一番好きです。
そんな中にも、しっかりとした意思を貫く役目がキックでしょうか。
このテンポで4つ打ちキックってあまり無いかも知れませんね。