sound of snow falling

 

どこへ行く時だったでしょう。

羽田から飛び立った飛行機は東京湾を大きく旋回し、

彼方眼下に広がる関東平野、そして東京。

機内からその景色を見下ろしながら

もし、この飛行機が突然消えてしまったら…。

そんな事を考えていました。

とてつもなくでかいこの街から見れば、 そんな事はもしかして一つの事件でしかなく、

人々の生活はまた日々続いていくのでしょう。

 

ある時、友達が彼氏と雪降る冬の東北、 温泉に行った話をしてくれました。

他に誰も居ない、周りに何もない露天風呂で、雪の静かに降り積もる音だけが聞こえたんだと、

とてもロマンチックな話をしてくれました。

その話を聞いた時、誰も気づかないようでそこに確かに存在するもの。

そんなものがとても愛おしく、大切な事のような気がしました。

人の気持ちや想い、見ようとしていた事、全然見えていなかったもの。

分かってあげられる事、分かってあげられなかった事。

一つの心のとてつもない大切さを想ったらこんな曲が出来上がりました。

カズンならではのデュエットにするにはこの上ない 素敵なテーマと思いました。