2006年12月


ワイン名 生産者 コメント
31 パレオロッソ 96 レ マッキオレ トスカーナ 2006年の最後のワインはこれ。ちょうど10年経ってどんな感じになったのか確認。

抜栓直後、香りは湿った下草や土のような陰な感じだったが、徐々にブラックベリー系の果実香が出始めた。まだサンジョベーゼがブレンドされていたので、その香りが最初に出てきたように感じられる。また、ハーバルなニュアンスが少しあったが、総体的な香りはひじょうに繊細であった。

味わいもバランスが良く、タンニンは十分にこなれており、料理の邪魔も殆どしなく、余韻に残る酸味がより料理の味わいを引き立てる、そんなワインである。さすがにエウジェニオ全盛時のワインで、まだまだ強さが感じられる。おそらく今後、5年から8年でピークを迎えるだろうか。ある意味、まだ熟成はしていないので、楽しみな部分がかなり多い。

1年を締めくくるのに最高の選択であったことは確か。
30 フランチャコルタ ブルット NV コンタディ カスタルディ ロンバルディア じつは一緒にヴーヴクリコNVを開けたが、こちらの方が香りから味までのトータルバランスに優れていたし、余韻も良かった。やはりフランチャコルタの優良生産者は、この手のシャンパーニュならば軽く凌駕出来ることを確認。
モンテファルコロッソ 03 マドンナアルタ ウンブリア 今日抜栓したワインの中で最も優れたワインだった!まぁ、ワインのレベル、ヴィンテージの違いが有るにせよ、美味しい物は美味しいのだ。これだけキレイなバランスがあるウンブリアの赤ワインには滅多に出くわさない。フルーティで、力強く、タンニンもマイルド、余韻もキレイ、全く非の打ち所が無い。超お薦めの1本です。

このワイナリー、日本では全く知られていないと思うが、すでに輸入はされているので、この記事を読んだ方にはぜひとも味わって欲しい。もちろん、上級キュベであるサグランティーノもあるので、特にサグランティーノが好きな方は、試す価値があると思います。
イル モーロ ネロダボラ 02 ヴァッレ デッル アカーテ シチリア 香りに少し古い樽があり、味わいにも微妙に影響した枯れた印象が強い。殆ど口にしたことが無い作り手なので、1本で判断は出来ないが、02年は良いヴィンテージなことを考えても、評価できる状態ではなく、期待をしただけに少し残念なワインだった。
ボルゲリロッソ 05 ミケーレ サッタ トスカーナ 先日飲んだグラタマッコやアルフェオのボルゲリ同様に、サッタの05年もなかなか良いワインだった。前出の2蔵に比べると、少しバランスが悪いが、そこそこ評価はできる。ボルゲリエリアの05年は、かなり期待が出来そうだ。マッキオレのボルゲリ05を飲むのが楽しみである!
ヴィニャアルタ 03 バディア ディ モローナ トスカーナ 先週はナンティア03を飲んだが、やはりワインとしてのレベルはヴィニャアルタが上である。もう少し酸が無いかと思ったが、かなりタイトなしっかり目の酸があり、03年らしい果実味と共に十分な熟成が期待できそうだ。同席者からの評価も高く、ワインはすぐになくなってしまったので変化までわからなかった。どちらにしても素晴らしいワイン。
ジェルソモーロ  02 ヴィッラ ディ コルロ エミリアロマーニャ ランブルスコで著名な生産者が造るカベルネベースのワイン。私の扱うごく少数の自然派と言えるだろうか(笑)。これが初ヴィンテージで、少し熟成に入り始めて、香りに自然派特有の、個人的に苦手な感じが多かった。味わい自体はしっかりとした果実味と酸味が備わっており、少し線は細くなっているが十分なレベルがあった。総体的には評価しても良いワイン。まぁ、香りは千差万別な捉え方があるということで。
カステッロ デル テリッチョ 01 カステッロ デル テリッチョ トスカーナ 01年のワインは総じて、トスカーナの素晴らしい収穫年であることが体感出来る。先月も飲んでいるが、やはり素晴らしいワインだ。香りにも味わいにもスパイシーさがあり、その中に十分に熟成をした果実味が感じられ、余韻に繋がる酸がワインを引き締める。このレベルのワイン、有るようでなかなか見つけられないのが実際のところで、2人で1本は軽く空くであろう、高品質なワイン。まぁ、ボルドーのグランヴァンに比べれば、結構安いのでそれで良し、とするべきワインかもしれない。
グラッパ ディ ネロイブレオ NV グルフィ シチリア 最近はアマーロを好んで飲むようにしているので、グラッパを口にするのは久々だったが、ひじょうにデリケートな香りと、バランスが良いアルコールでとても美味しく飲むことが出来た。さすが、シチリアでは著名な蒸留所・ジョヴィである。まぁ、原料のヴィナッチャもグルフィのものなので、品質的には納得ではある。まぁ、美味しいグラッパで、飲みすぎに気をつけないとやばいタイプ!
29 チェラスオーロ ディ ヴィットリア 05 グルフィ シチリア 日本未輸入のグルフィの新しいワイン。05年が初ヴィンテージとなるチェラスオーロ。少し生葡萄の香りがあり、若干樽香に押された感じもする。ただ、味わいの方はしっかりとした酸とアメリカンチェリーを髣髴させる、しっかりとワインの特徴が出ている。ロッソイブレオとネロイブレオの中間的なワインとして位置づけられるだろう。
28 フロールス ディ ウイス 04 ヴィエ ディ ロマンス フリウリ 相変わらずに美味しいワイン。前菜からメインまで幅広く対応できる柔軟性がある。やはりジャンフランコのワインは、ステンレス仕上げのものが料理との相性が良いと思う。このフロールスにピエーレとディスクミエリスがあれば、ほとんど全ての料理に合ってしまうだろう。まさに絶品である!
27 エリゼオビアンコ 06 グアルド デル レ トスカーナ 06年のビアンコは03年に有った豊かな果実味に、02年に有った高い酸が絶妙にバランスを取り、かなりのレベルに仕上がっている。06年の品質はこのシンプルな白を飲めば分かるように、おそらく同ワイナリー最高のヴィンテージとなるだろう。特にメルロ(イレンネロ)が凄いと、オーナー夫妻が語っていたほど。今からほんとうに楽しみだ!
ヴァレンティーナ 04 ヴェルメンティーノには、リースリングで感じられる石油香を含む香りがよく現れるが、ヴァレンティーナにはそれが顕著であり、ひじょうに個性を感じさせる。04年は良い収穫だったが、私の経験からではトスカーナ沿岸で造られるヴェルメンティーノからは、良収穫年の時に、その傾向にあるようだ。おそらくグロッセート辺りで造られるヴィオニエなども、この香りが現れるのではなかろうか。これだからワインは面白い!
ストラーレ 03 ピノビアンコから造られるストラーレ。なんとこの03年のヴィンテージからは、モンラッシュのような力強さと酸の強さが感じられる!!殆どの方は信じられないだろうが、そうなのだから仕方がない。おそらく03年の特異な気候が影響しているのだろう。アルコール分が高く、元々酸が強い品種であるから、落ちてしまう酸が残ったのだろう。香りにはひじょうに質の良いスコッチのような硬質な樽香があり、甘さと酸味が渾然一体となって口中に現れる。おそらくあと5年から8年の熟成で、また違った印象を与える事だろう。それにしても新たな驚きを感じさせてくれたワインだった。いやぁ・・・参った!
フェデリコ プリモ 02 この2つはグアルドのクリュで、フェデリコがカベソ、イレンネロはメルロである。両ワイン共に02年という最低と言われる収穫を感じさせない、素晴らしい凝縮度を持ったワインだった。フェデリコのカベソは青さを全く感じさせない、フレッシュともいえるベリー香とピーマン香があり、十分な果実味と余韻の酸がワインを引き締めて、ポテンシャルさえ十分に感じさせる。メルロはこのヴィンテージにして、最高と思わせる品格がある。単体で考えればメッソリオやマッセートにも匹敵するワインの出来栄えで、価格はおそらく半分以下だろう。02年トスカーナ産メルロでは間違えなく最高のワインです!!
イレンネロ 02
25 A.A.パドゼ メトドクラシコ 99 ハデルベルグ アルトアディジェ 99年ヴィンテージで、04年にデゴジュモン、それから2年の瓶熟成である。発泡はワインに溶け込み、ひじょうにキレイに上がってくる。酸も果実味も高く、かなり美味しくいただいた。イタリア製スプマンテでは、やはりアルトアディジェのものは秀逸である。もう少し日本でも飲めるようになれば本当に嬉しく思う。
24 ロンコ デリ アゴスティニアーニ 98 ヴァルテル フィリプッティ フリウリ 8年の熟成を経て素晴らしい仕上がりを見せる、フリウリの白。シャルドネ、ピノビアンコ、トカイ、というまさにフリウリらしいブレンドである。特にバランスが良く、まだ甘さを感じさせる果実味にポテンシャルが十分。日本にも輸入されたはず、まだ残っているのだろうか?これは飲む価値のあるワインですよ!
22 シーレ 05 チェラルディ トスカーナ トスカーナ沿岸部の典型的なワインの味。はっきりと若さを感じるが、全体的なバランスが良く飲みやすい。かなり濃い目の味わいだが、後ろには酸が感じられ、少しの熟成でかなり良い方向に変化しそう。コルティの作るビリッロに似た印象がある。
ピッティ ロッソ リセルバ MG 05 トッレ ア チェナイア トスカーナ 日本未輸入のピサエリアのワイン。けっこうしっかりとしたサンジョベーゼの味わい。酸が基調となり果実味が十分、なかなかポテンシャルを感じさせる。
キャンティ イ ソーディ デル パレタイオ 04 バディア ディ モローナ トスカーナ 日本でもお馴染、モローナのキャンティ。04年はなかなか良い収穫で、ワイン全体のバランスが秀逸。軽く飲めるタイプとしては、個人的には最高のレベルだと思う。この手のキャンティが日本のスタンダードになるべきなのだが、何故そうならないのか?ひじょうに疑問に感じる。1500円以下のワインとしては最高のものだ!
ナンティア 03 バディア ディ モローナ トスカーナ モローナのクリュであるが、02年からカベルネとメルロのボルドーブレンドへと変わっている。03年のモローナはテヌータを造ったことからも分かるように、かなり良い収穫だった。ひじょうに強い果実味があり、03年だが十分な酸がバランスを整えて、今からでも十分に飲めるワインに仕上がっている。これは5年から8年の熟成を視野に入れて、長く楽しんで欲しいワインである。
ネロイブレオ 03 グルフィ シチリア グルフィらしい、骨格のしっかりとした酸を持ったネロダボラに仕上がっている。はっきり言って美味しいワイン!もちろん酒質が強いので、それに負けない料理が必要となる。今日出された猪肉の煮込みは、このワインと抜群の相性だった。ワイナリーとしてはミディアムレンジに属するが、それにしても素晴らしい品質のワインである。
18 グリニョリーノダスティ 05 テッレ ディ ヴィノ ピエモンテ 驚いた事にかなり美味しいグリニョリーノだった!ワインとしてはライトな部類に入るだろうが、果実味・酸味・余韻までのバランスが良く、アルトアディジェのサンタマッダレーナに近い味わい。かなり安価なワインだろうが、ほんとうに侮れない物だった。少しグリニョリーノというワインを見直した。
ボルゲリDOC 05 グラタマッコ トスカーナ 11月にクリュのグラタマッコを数回飲む機会があり、その質の悪さに驚いたのだが、この05年のボルゲリはかなり美味しくて驚いた!バランスの良い酒質で、果実味も酸味も文句が無いほど。このバランスがクリュの方に何故無いのだろうか?このボルゲリの味わいを忘れずに、クリュがリリースされるときを忘れないようにしなくては・・・。
16 A.A. ミューラートゥールガウ 04 サンタマッダレーナ アルトアディジェ アルトアディジェで最も標高の高い畑(1100M)で造られるミューラー、なかなかの味わいだ。香り高く、しっかりとした酸の中に、十分な果実味が備わっている。ミューラーのようなドイツ系の品種は日本ではなかなか受け入れてもらえないようだが、実際に飲んでもらえればその良さが分かるだろうに・・・、ほんとうに惜しいワイン。
COF ピノグリージョ  04 テレザライツ フリウリ まぁ、我が家の定番のピノグリと言えるだろうか。CPがひじょうに高く、ほんとに飲みやすい。大抵の料理に合う万能型のワインの代表格!
ヴェルメンティーノ ディ ガッルーラ 05 ピエロ マンチーニ サルディニア おそらく今年一番多く飲んだ白かもしれない。ピノグリ同様に食事との相性が良く、1人で軽く1本、というタイプ。06年もかなり良い収穫なので、来年も沢山飲むことだろう!今から楽しみなワインでもあります。
モスカート スプマンテ ドルチェ NV ドルチェと書かれているが、甘さは抑え目、どちらかと言えば半甘口だろう。少し線が細くて、ドルチェと合わせると負けてしまう。ちょっと今ひとつな感じの泡物だった。
13 COF メルロ ロンク ディ スブレ 96 ロンキ ディ マンザーノ フリウリ このボトルは99年にモンテスクダイオに家を買ったときからカンティーナに入れていたもの。10年の熟成を経て素晴らしいワインへと成長していた。96年のフリウリは並み以下のヴィンテージではあるが、それを差し引いてもエレガントで、しっかりとした酒質を持っていた。この蔵のワインは日本にも輸入されていると思うが、もう少し陽の目を見ても良いワイナリーである。

最近の経験からだが、クリュレベルにあるイタリア赤は、大抵の州で10年が一区切りとなると思われる。今飲むなら94年〜96年ヴィンテージのクリュワインだろう。まぁ、これらのヴィンテージを探す事自体が難しいだろうけど・・・。

追記: 抜栓2週間以上経った30日、少し残っていたワインを試しに飲んでみたら、まだ美味しくて驚いた。バキュバンが上手く出来た事、気温の変化が無い事、が理由だろうが、ワインが本来持っている酒質が素晴らしいからに他ならない。抜栓後の保管の大切さを改めて感じた次第。
北条ワイン 新酒 06 北条ワイン 鳥取 差し入れで供された日本のワインだが、それにしても品質が無かった!こんなワインが普通に売られているのだから拙いでしょう!ワイナリーの関係者には申し訳ないが、もう少しまともなワインを作ってほしいとお願いしたい。新酒と書いてあったが、すでに古酒のような味わいだった(笑)。
ピノグリージョ 05 アテジア ヴィニ トレンティーノ トレントの瓶詰業者ワイン。ピノグリはそれほど悪くないが、シャルドネは今ひとつだった。低価格なのは良いが、もう少し品質も伴わないと意味無いと思う。安ければ良い、というものではない、の典型的なワイン。
シャルドネ 05
ヴェルメンティーノ ディ サルディニア 05 ピエロ マンチーニ サルディニア 1本目はかなり状態が悪く、本来の味わいがまったく出ていなかった。頼んで開けてもらった2本目はひじょうに状態が良く、美味しく飲むことが出来た。CPがひじょうに高く、料理との相性は良さそう。この手の白を簡単に飲める日が来ると嬉しい。
ポッジョ デッラ コスタ 00 セルジオ モトゥーラ ラッツィオ グレケットから造られる単一畑物。少し熟成をしており、かなり興味深い味わいになっていた。あまり馴染みが無いだけに、ブラインドでグレケットを当てるのはかなり難しい・・・。ウンブリアやマルケの白はもう少し飲みつける意味がありそうだ。来年の目標の1つにしておこう!
ネロダボラ 05 アテジア ヴィニ トレンティーノ この2本は比較のために同時に出されたが、アテジアの方はまったくダメなワイン、ラピタラの方はアメリカンチェリーなどの典型的な香りがあり、かなりキレイに造られている。実はラピタラのコンサルタントは、ピエモンテのマルコ=モンキエロ氏。それで納得ではあるが。

それにしてもトレントの会社がネロダボラを造る意味があるのだろうか。と同時にトレントまで持ってきて瓶詰をするのは面倒ではないのだろうか?もう少し市場性を考えてワイン造りをして欲しいものだ。
ネロダボラ 04 ラピタラ シチリア
リコルマ 03 サンジュスト レンテンナンノ トスカーナ ひじょうに洗練されたスパイシーな樽香があり、かつ、少し過熟感もあったので、私はトスカーナ沿岸辺りのカベルネベースのワインかと思ってしまったが、蓋を開けるとリコルマ!ほんとにブラインドは難しい!

01年リコルマを10月に飲んでいるが、よりパワフルで今飲んでも美味しさを感じさせるワインだった。もちろん時間の経過と共に、しっかり目の酸が現れて熟成のポテンシャルさえ感じさせた。サンジュストの奥の深さを感じさせる1本だった。美味!
ラグライン ステインラッフラー 01 ホフシュタッター アルトアディジェ 某ワイン誌でかなり高い評価をされていたからと、持参してくれた友人O氏の言葉。ひじょうに色が濃いラグラインらしいパワフルなワインだが、酸とタンニンが出すぎていて、ワインのバランスが良くない。バランスが悪い上に、味わいが濃すぎるので、飲み頃の判断はかなり難しいと感じられる。すでに5年の熟成を経ているのだが、それでもこれだけバランスの整っていないワインを、リリース当初に高評価を出す事が私には余り理解出来ない。まぁ、人それぞれ、感じ方や受け止め方が違うのは分かるのだが・・・。
バルレイト モスカートジャッロ セッコ 03 エステノイエ アルトアディジェ 過熟気味のワインが多い03年だが、さすがにアルトアディジェの優良生産者である。しっかりとした果実味の裏に酸が十分に主張をしている。ただし、ワイン本来の姿を感じるには、もう少し早めに飲むべきタイプのワインである。香りにはキレイなモスカート香があり、最初の一杯としては最高のものだ。
パレオビアンコ 04 レ マッキオレ トスカーナ まだまだ樽由来のバニラ香が支配的ではあるが、ワインのポテンシャルが高く、果実味・酸味が十分にバランス良く、今飲んでもほんとうに美味しく飲める。トスカーナ沿岸部の白ワインとしては、やはり最高峰の1本だろう。熟成の観点からも、これから10年はきれいに持ってゆける酒質である。それにしても美味しかった!!
ドルチェットダルバ プラディポ 04 ジェルマノ エットレ ピエモンテ 日頃から馴染みの無い品種だが、実際にレストランで飲んでみると、ワインとしての飲みやすさ、料理との相性などを考えても、もっと頻繁に飲まれても良さそうなワインである。結構強めの味わいだが、タンニンも少なく優しい余韻があり、料理の邪魔をしない。ひじょうに満足の出来るワインだった。
バルベーラダルバ モンビローネ 01 モンキエロ カルボーネ ピエモンテ ドルチェットと来れば、やはりバルベーラも外せない。特にこのモンビローネは私が最も好きなバルベーラであり、少し熟成をしたことにより、よりエレガントな、美しいワインへと変化していた。一般的なバルベーラのイメージを覆す、優しいエレガントなワインだった。
ヴォース ダイ チャンプス 01 ヴィエ ディ ロマンス フリウリ 先月も飲んでいるが、それにしてもエレガンスを感じさせるメルロである。トスカーナ産のメルロとは格段に優しさが違うし、イタリア産のメルロしてもトップクラスの品格を持っている。

5年の熟成で十分に飲みやすくなっていることは喜ばしいことだし、今から5年は同じ品質を保つだろう。また、より熟成をしたワインが好きな向きには、これから先、最高のワインになると思われる。
ガヴィ 05 ヴィッラ スパリーナ ピエモンテ ピエモンテの白では、誰もが最初に経験するだろうワインだが、アルネイスと比べると線が細い事が分かる。酸が高く果実味が欠けているように感じられる。ワイン単体で飲むよりも、食事と合わせる方がワインの良さが発揮される典型だろうか。
ガヴィ モンテロトンド 04
テヌータ マルシリアーナ 00 レ コルティ トスカーナ 6年の熟成を経てかなり丸みを帯びた優しいワインへと変わっている。00年のトスカーナの沿岸部は猛暑だったのが、熟成したことにより酸の主張が出て来て、バランスが良いワインになり、かなり美味しく飲めた。

マルシリアーナのファーストヴィンテージであり、さすがにカルロのワインの片鱗が見えるようになったことは、個人的にも嬉しく感じられる。今飲めばこのワインの良さが分かる事だろう。少し時間が掛かってしまったかな(笑)。