日記


12月31日(月)
今、この日記はイタリア時間の午後5時に書いているのだが、日本は8時間先なので、すでに新年を迎えていることになる。日本とイタリアを年に6−7往復しているので、時差と言うのものを体は殆ど感じない人間になっているが、こういう時にはさすがに時差を感じる・・・(当り前だけど)。とりあえず言えることは、今年も無事に生きてこれたことは良かった!と言うことだろうか。また、仕事の方も今の為替を考えればそれほど悪くは無かったし、来年は更に仕事が増えそうでもあり、2008年はかなり楽しみな年だと思う。この日記を読んでくれている方たちも、2008年は充実した年になることを祈りたいと思う。また、今年も色々な方のお世話にもなったので、御礼も言いたいと思う。

さて、前の日記をアップしてからもう10日も経ってしまったが、この10日間はなかなか楽しい日が多かったように思う。外食が多かったし、一緒に食事をした相手も気の合う人間で楽しかった、と言うことだろう。まぁ、これは世界共通の感覚だから、日本・イタリアに関係なくどこにいても一緒だろうね。今日は比較的にのんびりと起床してから、チェチナへ最後の買出しに行った。年越しのディナーは妻の郷土料理である「バッカラ アッラ ヴィチェンティーナ」。去年の年越しも同じ料理を作ったが、これは年に1度(多くて2度)しか作らない面倒な料理で凄く時間が掛かる。たぶん、今日の8時過ぎに料理は終わるだろう。そらから食事をして、こちらの年越しカウントをしてシャンパーニュで乾杯となることでしょう。イタリアの年越しは花火!だから、また家の猫は大変でベッドの下か、クローゼットの裏側に隠れることだろう。このまま年が変わり、明日からは2008年。イタリアは2日から仕事があるので、正月休みという感じは無いんでよ。22日からの日記は、以下にざっと書いておきます。

30日(日):
ミケーレ夫妻とモンテカティーニテルメにあるラルフローレンのアウトレットへ買い物。かなりの掘り出し物があり、ミケーレは15ユーロで出ていたポロの靴を2足購入して、私はコーデュロイのジーンズを5ユーロで購入。その他、良いものが沢山有った。なかなか充実したアウトレットである。チェントロのジョバンニーニという歴史のあるバールでパニーニとカフェ。帰路、パスティナ(ミケーレの実家がある)に寄ってから6時過ぎに帰宅。久々の自宅での夕食・・・のような。

29日(土):
少し遅めの朝食後、昼過ぎにピネータへジョギングに向う、今日は8キロを走ったがなかなか調子が良く快調だった。妻のペースに合わせて、8キロのジョギングで1時間。気温も比較的に高く、あまり汗をかかないほうだが、少しは汗ばんで気持ちよく走ることが出来た。帰宅後、軽くヨーグルトで昼食を済ませ、TVでプレミアリーグのラグビー観戦。それから8時過ぎにコラード夫妻とスカッチャペンシエリにてディナー。彼らの一緒に行くのは何年振りである。今日はコラードの息子ルカも同席だが、彼は数年前に突然ベジタリアンになってしまった人間。それまでルカはステーキが大好きな人間だった!のだ。今は当然、ベジタリアンなのだが、今日は魚介を食べる(まぁ、昔は肉好きだった・・・)と言うのは、人生の矛盾ではないのだろうか・・・。まぁ、そんな事はどうでも良いが、5名で魚介のフルコース+ワイン4本で1人70ユーロ(今のレストラン事情や諸物価を考えると無茶苦茶に安くて有り難いこと)。99年の初夏にコラード&アンナの家に行って、アンナが作ったカチュッコをご馳走になり、そして、彼らの仲介でモンテスクダイオに家を購入して8年以上・・・。その年の秋に彼らと初めて行った地元の名店がスカッチャペンシエリだったが、それから何度食事をしたことだろうか。最近のイタリアのレストラン事情を考えるたびに、アルドとマレーザの素晴らしさを感じてしまう。昨日行ったブラカリはそれは素晴らしいリストランテだったが、それ以上の価値をこの店には感じてしまうのだ。

28日(金):
今日は7時半に起床!妻の友人をチェチナに迎えに行きフィレンツェへ。目的は妻が叔母からの形見分けである毛皮のコートを、フィレンツェの専門店で直すためである。15日に夕食をご馳走になったフィレンツェ在住の友人夫妻にも同行してもらった。ドゥオモの脇にあるその毛皮専門店は現オーナーが3代目だそう。さすがに老舗らしい店内だった。裕福そうな年配の女性が引切り無しに来ていたところを見ても、その信用度が伺われる。イタリアでは少なくなりつつある、このように伝統を持つ老舗だが、何時までの続いて欲しいものだ。まぁ、日本も同じことが言えるのだけど・・・。

毛皮の修正依頼が終わり、5人でチェントロを散策。その後、友人夫妻が予約したと言う郊外のトラットリアへ。トスカーナではなく、フィレンツェの伝統料理を供する有名店だそうで、名前をダ・ブルデ(Da Burde)と言う。殆どの人がビステッカを食べていたが、肉の厚さは優に5センチはあるだろうか。その塊が4人分で約2キロ近くである!!肉は脂の無い赤身、ミディアムレアで出されたフィオレンティーナはこの世の至福である。私たちはディナーの招待が有ったので、肉のみを食べたのだが、次回は前菜のクロスティーニやパスタは必食だろう。かなり凄い店だった。

食事が終わったのは4時過ぎ、モンテスクダイオには6時に帰宅。その後、8時にマッキオレのオーナー・チンツィア宅に向かい、彼女のご招待でマッサマリッティマの名店・ブラカリ(BRACALI)でディナー。ブラカリの話はずっと聞いていたが、場所が辺鄙なので初めての訪問となった。さすがにガイドなどの評価が高いだけのことはあり、内装もスタッフも一流を感じさせる雰囲気があった。料理も思った以上に素晴らしく、クリエイティブなお皿を提供している。私たちは仕事上、色々な場所の名店と言われるリストランテから、街場のピッツェリアの類まで足を運ぶが、滅多に料理に感動することは無くなっている。しかし、ブラカリは久々に心に残る料理を出してくれた。シェフもまだ若く才能があるようだ。また、厨房には2名の日本人スタッフがいたが、1人はすでに9年近く勤め続けているそう。9時過ぎに入店して、最後はスタッフ全員と話が弾んでしまって、帰宅したのは午前2時過ぎだった。久々に良い料理を食べた!

26日(水):
クリスマスの翌日はイタリアは祭日だが、私たちには関係がない!マッサ地域のワイナリー・チーマを訪問して、07年収穫のワインの出来具合を試飲しに行く。ここでもかなり良い収穫が出来たようで、試飲したヴェルメンティーノは素晴らしいバランスだった。果実味と酸味、また、少し硬いミネラルなど、これからかなり期待出来る内容で楽しみ。ワイン的にはフリウリの白(特にトカイ)に似た印象があった。華やかさとアロマ系ハーブの香りと味わいに残る苦味がまさにフリウリである。赤はヴェルメンティーノネロ、メルロ、サンジョベーゼを試飲したが、どれもタンニンが細かく、ひじょうに繊細で優しく感じられた。全体的に少し硬めではあったが、それはこの時期には当然であり、これが春先までにどのように変化をしているのか期待したい。試飲後、オーナー夫妻と昼食を取ったが、いつものように超満腹。食事中のワインだが、全部は飲まないにしても、11本抜栓はさすがアウレリオ!である。帰宅したのは6時過ぎ、今日の夜は昨晩同様にお茶だけでした。

25日(火):
クリスマスは昨年同様に、行きつけの美容室のオーナー宅のクリスマスランチへ。午後1時過ぎに行き、食事が終わったのは4時過ぎ。それからトンボラ(ビンゴのようなゲーム)で盛り上がり、私たちは7時過ぎに帰宅。私たちが帰宅後、彼らは夕食へ突入・・・。当然、ランチは凄い量だったが、今年はメインが2種類だった。毎年、ここで出される子羊のフライとオリーブの肉詰フライは本当に美味しい!まぁ、それが楽しみで行くようなものだが(笑)。さすがに帰宅後は夕食なしのお茶だけで就寝。食べることはかなり疲れます。

24日(月)
昨23日はミケーレ宅のディナーに呼ばれ、大勢のパーティだった。ミケーレの奥さん・パオラは料理が苦手なイタリア人(苦笑)で、今日も簡単なものが多かっただろうか。それでもサラミ類などけっこう食べてしまった。よって、今日はピネータで7キロのジョギング。イタリアに戻ってから何度か走っているが、随分と調子が良くて驚いている。いつもは走った翌日は筋肉痛になるのだが、今回は全くそれがない。いつも思うが、出来れば週に2回は走りたい。特に忙しくないこの時期は走りこみが出来るので、来春までの充電期間に当てたいと思っている。先日、60歳になったコラードは来年ニューヨークマラソンに出ることを目標としているらしいが、まぁ、そこまではしないにしても、ハーフくらいは走れれば良いだろうか・・・(笑)。


12月21日(金)
イタリアはそろそろクリスマスモード全開!ニュースではユーロ高を背景とした海外旅行者が増えていると言う景気の良い話が多い・・・。でも、実際のイタリア人の暮らしは物価の上昇が凄くて、決してそれほど景気の良い状態ではない。誰に話を聞いても生活が大変と言っている、この国の表と裏はやはり凄い!と感じざる終えない。今週は天気も良く、気持ちの良い日が多かった。昨日はピネータで波打ち際を2キロほど走り、いつものコースと合わせると7キロは走っただろうか。まぁ、来年に向けて充電中・・・と言う感じだろうか(笑)。

今日は久々に外食、スベレートのグアルドデルレのレストランにてオーナー夫妻と会食。何度かこの日記にも書いたが、ここのシェフは若くて才能のある料理人である。料理のネーミング、フルーツを多く使ったメイン、また、ドルチェもかなりレベルが高い。今日のメインで私が選んだ煮込み料理は、子羊+アプリコット+チェチ豆+生姜である。妻が選んだグリル料理は、雉+グレープフルーツ+モスカートである。いやぁ・・・、才能は隠せないものである!

イタリアは週末から連休だ。私たちは23日ディナー、25日ランチ、26日ランチ、28日ディナー、29日ディナーとお呼ばれ続き・・・。年内は体重計には乗らないようにしなければ!


12月16日(日)
8日夜にイタリアに戻ってから、もう10日経ってしまった・・・。いやはや、小まめに日記を書いていくのはやっぱり難しい(苦笑)。こちらは雨が多く、寒い日が続いている。北イタリアでは雪が無く、南イタリアでは大雪になっている。寒いのは冬らしいのだが、異常気象といえるだろう。昨日のニュースではレッチェからローマに向っていたユーロスターが、途中で雪のためにストップしてしまい450人の乗客が缶詰になってしまったそうだ。2007−2008年の冬は気候の変化に注意が必要かもしれない。

今日は午前中にピネータで7キロのジョギング。帰宅後、午後5時過ぎにスプマンテフェッラーリがトスカーナに持っているワイナリー・ポデルノヴォに向う。同ワイナリーの醸造家・コラード=ダルピアッツ氏の60歳の誕生会が盛大に行われた。日本で言う還暦だが、イタリアでも60歳は盛大に祝うようである。このパーティのためにアンナは1週間前から色々な準備をしていて、この3日間は大変な状況で、かなりのストレスを感じていたことだろう。なんと60人分の食事を全てアンナが作ったのだ!!流石である。飲み物、スプマンテはフェッラーリロゼが飲み放題!ワインもポデルノヴォの2つのワインが飲み放題、と参加者にはかなり有りがたいものだった。もちろん、フェッラーリ社のオーナーもトレントから駆けつけていました。昨晩同様に午前様で帰宅・・・、イタリア人のパーティは本当に終わりが遅い(笑)。

昨日はフィレンツェに住む友人宅のディナーに招待された。ミケーレの友人でもあるので、共通の知人が集まった内輪の忘年会。オルネライアのディレクターも来ており、マッセート98年の当時のバレルサンプル(20ヶ月目の試験サンプルと言う希少品)を飲ませてもらった。パーティは21時から始まり、お開きになったのは0時過ぎ・・・。フィレンツェからモンテスクダイオまでは約1時間半、帰宅は午前2時だった。

ちなみに、12月2日以降の動きは次の通り、4日たまねぎやにて鮟鱇鍋(忘年会)、5日輸入元との打ち合わせで六本木でビジネスランチ、夜は銀座三笠会館の中華で忘年会、6日たまねぎやにて磯自慢垂直の会に参加(私だけ)、7日妻共々馬込の江上院。そして8日の出発だった。


12月2日(日)
昨日の余韻を引きずりながら、お昼から銀座へ出掛けた。一昨年の12月に初めてお邪魔した、亡父の師でもある木下恵介氏を偲ぶ会に母と参加した。当然、他の参加者はほとんどの方が70歳以上!まだまだご健勝の方も多く、最年長は91歳の方でした。実際、このような世代の方たちとの交流が全く無い私には、どのような話をして良いのか分からないが、私の知らない父の話を聞けることは有難いことである。どうやら風貌は大分父に似てきているらしく、その事を多くの諸先輩から言われました。また、今日は松竹往年の女優さんである井川邦子さんが来られていたようだ。思えば一昨年の同会では昨年亡くなられた田村高廣氏にお会いした。ほんとうに「時の流れ」を感じさせられる会ではある。会は12時から2時半まで、終了後は母を新橋駅まで送り、それから妻と銀座と散策。夜のパーティまで時間が潰す。

夜はアルトリヴェッロ伊東社長主催のワインディナー、同氏が輸入をしたワインのお披露目パーティである。会場は新橋のラ・ロッジャと言うイタリアンだが、東新橋のイタリア街にある。このイタリア街、出来上がった当初は少し話題に上ったりしたが、その後は全くの泣かず飛ばずではなかろうか。JR新橋駅から歩いても7分ほどの場所にあるので、立地的には非常に良い場所のはず。街の外観をイタリアに似せるだけではダメなことは分かるが、もう少ししっかりとした方向性を持って開発をすれば良いのに、と思わざる得ない。営業的には競合店が増えるので、やはり多少の問題はあるかもしれないが、イタリアンや雑貨店、イタリアのブランドショップなどの進出があったも良いだろうに。

ラ・ロッジャ、私は初めての訪問だが、スタッフには顔見知りが数名いたこともあり、なかなか気持ちの良いサービスをしてもらった。加えて、出された料理は驚くくらい、抜群に美味しかった!シェフの横江氏はヴェネト州で長く修行をしていたそうで、完璧なバカラマンテカートとビーゴリ(スパゲッティが太くなったようなもの)を作ってくれた!最近食べた伝統的なイタリアンでは最も感動をした料理、シェフの腕は信用できる。ワインもアルトリヴェッロの物が幾つか有るので安心です。店内も広々して快適、かなりお薦め出来るリストランテ。先日訪問したN_1155、今日のラ・ロッジャ、この数日で良いレストランが見つかって嬉しく思う。


12月1日(土)
今日は私が馬込の整体に行く日だったが、午後から予定が入っているので、10時半に江上院へ伺う。その後、帰宅して4時に東中野へ引越しをした・モトックス社中塚氏宅に伺い、山本会で知り合ったラックの秋元氏、山信の野田氏、との交流会(?)を段取りして貰った。もともとは中塚氏の秘蔵の甘口ワインを飲みましょう、ということだったが、6人で11本のボトルを抜栓!全てを飲み干した訳ではないが、相当量のワインを全員が飲んだと思われる。中塚婦人の手料理と、選りすぐりのワインで誠に楽しい晩餐だった。東中野と亀戸は総武線一本なので、意外と近いことが分かる。これからもよろしくお願いします、と言うところだろうか・・・(笑)。4時から11時近くまでお邪魔してしまいました。


11月30日(金)
久々に船橋のIKEAへ家具を見に行く。ソファや食器棚などを購入した。自分で組み立てなければならないが、価格も安く質も悪くないのでほんとうに有難いことだ。妻は4時半に渋谷に行かねばならないので、3時過ぎに船橋を出たが、私は帰宅して事務仕事+晩御飯の買出しを。今日は家で夕食だった。明日から12月だが今年ももう終わりである・・・。アルトリヴェッロ・伊東氏の独立、10月・11月のワイナリーの来日など、やはり忙しい年だった。12月8日でイタリアに戻るが、少しのんびりと過ごしたく思う。


11月29日(木)
この3日間はヴァルジャーノのラウラ女史との営業活動だった。今回は3日間の短期と言うこともあり、疲れよりも楽しさのほうが大きかったので、妻からのクレームは有りませんでした・・・(笑)。

まず、27日の試飲会は予想以上の来場者で、自然派ワインがまだまだ注目をされていることを実感した。イタリアの出展者は10社ほどと少なかった。顔見知りの輸入元の方も多く、色々と情報交換することが出来た。ヴァルジャーノはワインを3種類しか造っていない。それを各6本の計18本。11時に始まり20時半までの試飲会だが、ワインは19時過ぎに全て無くなってしまった。26日の日記にも書いたが、基本的にビオ系ワインのブームはフランス発祥なので、フランスからの生産者が2/3と多く、会場もフランス組とそれ以外の2つに分かれていた。私たちも2時ごろにフランス会場に行ったのだが、物凄い人!で試飲が出来る状況ではなかった。特にルロワのブースは黒山の人だかり、と言う表現がピッタリ。ラウラはルロワのおばさんと知り合いで、私はすぐに飲む事が出来たのでラッキーだったのだろう。さすがにワインは美味しかったのだが、価格なりの価値が有るかは個人的には全く疑問。この手のワインの評価にはいつも首を傾げたくなってしまう。まぁ、フランス会場は私たちのいる会場の3倍は常に入場者があったようで、フランス以外の自然派生産者は、今回の運営に関しては不満を持ったことだろう。このような事からも、少し作為的な部分も感じてしまった。確かに前回、この団体が来日に使用したホテルはニューオータニの広めの会場だった。今回は小型のブティックホテルで2会場で、フランス(一部ドイツ・オーストリア)と、それ以外の分かれるのも不自然ではなかろうか。まぁ、各人、色々な思惑があることだろうから・・・。今日の夕食は神楽坂から少し足を伸ばして鰻の名店・石ばしを予約した。当然、彼女は初めての鰻重だったが、ほんとうに美味しいと言ってくれてほぼ完食。私も久々の訪問で、改めて鰻の質の高さを実感。たぶん、都内では最も美味しい店の1つだろう。

28日は午前中に三鷹の山本酒店を訪問。その後、麻布十番イタリアン・ピッコログランデへ営業し、中目黒のN_1155と言うレストランを訪問した。ピッコログランデはこの場所にしては、かなりリーズナブルで料理とワインを提供しているのでかなりの人気店のようだ。実際にワインリストも安くて、使い勝手はかなり良さそう。高額店が多そうな場所で、このようなスタイルはかなり貴重だと思う。2軒目のN_1155、私はかなり好感を持ったレストラン。店に入った瞬間から心に訴えかけるような何かを感じたが、これはひじょうに珍しいケースだと思う。店の雰囲気が生きている!と言えるかな。特徴はナチュラルレストランを銘打っているだけあり、素材に非常に気を使っている点。全ての食材を有機系のものにしている訳ではないそうだが、大抵のものが産地直送とオーナーの菊池氏が言われていた。ワインはビオ系のもので、その中でヴァルジャーノのワインが一番出ているそうだ。スタッフはワインにそれほど詳しい訳ではないそうだが、真剣そのもの。真面目に仕事に取り組んでいる姿勢が素晴しい!町場の名店を見つけたようで嬉しくなってしまった。来年2−3月の帰国時は、この店でワインディナーを開催することを菊池氏と約束した。ラウラもひじょうに喜んでくれ、営業をした甲斐が有ったようだ。

営業終了後、中目黒から新橋へ移動してヴァルジャーノ・ワインディナーを、久々に新橋・ピッツェリアドーロにて開催。このようなパーティは、ここでは拙著の出版パーティ以来だろうか。今回は40名の参加で、いつものように大盛況!今日のメインはテヌータ・ディ・バルジャーノ04・05の垂直試飲。まぁ、1本1万円を越えるワインでの、このような場で飲めることは、来客者には嬉しい事だろう。先日、メラーノで開催された試飲から、けっこうな量と種類のビオ系ワインを飲んでいるが、やはりヴァルジャーノのワインはキレイで美味しい!!例の痛んだ香りが全く無い上に、トスカーナのワインながらブルゴーニュ的(あまり使いたくないがイメージが簡単なので)な方向性を持った造りである。10月にもグルフィのワインをかなり飲んだが、それに近いワインのイメージと品質がある。もう8年近く自分で扱っているのワインだが、少し過小評価していたかもしれないと大反省(苦笑)だった。私の扱っているワイナリーの中では、スーパーサブ的な位置づけになりました。ワインの値段的に少し高いかなぁ・・・と思っていた、セカンドのパリストルティも昨今のユーロ高の中で、その価格なりの価値のあるワインだと感じられた点は収穫だった。ヴァルジャーノのワインは、「レストランで飲みたいワイン」の系統ですね!

そして本日。午前中は定番の浅草観光。彼女は買い物が好きなようで、子供への土産も含めて仲見世でかなり沢山の物を買っていた。昼食は葵丸進にて天麩羅定食。それから、彼女の希望でテニスラケットとシューズを買いに渋谷のラケットショップへ。結果、約束よりも少し遅れてしまったが、恵比寿のワインマート・パーティを、モトックスの担当営業である寺西君と訪問。現在、パーティのイタリアワイン仕入れ担当者・高野氏(今年の9月に入社したばかりだが)とは、かれこれ5年以上の付き合いがあり、今後もパーティではイタリアワインの品揃えが良くなっていく事だろう!当然、ヴァルジャーノのワインも全種類在庫があり、ラウラがボトルにサインを入れたので、今、買いに行くとサイン入りのボトルがあります(笑)。

営業も終わり、ホテルへ荷物を取りに帰る途中、時間も押し迫る中でなんと千駄ヶ谷で事故で電車が止まったのと車内アナウンス・・・真っ青!仕方なく代々木で下車して、タクシーで飯田橋のホテルへ。ホテルで荷物を引き取り、同じタクシーでそのまま御茶ノ水へ急行してもらった。ちょうど電車も動き出し、東京駅に着いたのは成田EX発車の10分前、さすがにかなり焦りました。それでも無事に空港へ向い、私たちも帰宅。今回は期間が短かったので、疲れたと言うよりは、楽しかったと言える3日間の同行営業だった。いつもこんな感じならば、ほんとうに嬉しいのだが・・・(笑)。

そうそう、帰宅するとエアフランスから銀色の大袈裟な小包が届いていて、中を開けて見ると何と今話題の「ミシュラン東京」が入っているではないですか!!私も随分とエアフラを利用しているからでしょうかねぇ・・・。ネットなどのニュースでは12万部完売して、増刷などと景気の良い話が飛び交っているようだが、その殆どがもしかしたらエアフラで買ってしまったんじゃないでしょうか。それにしても自腹で買ってなくて良かったです(笑)。


11月26日(月)
今日の夕刻、イタリアからテヌータ・ディ・ヴァルジャーノのオーナー夫人であるラウラさんが来日する。来日目的は昨今、日本のワイン市場を賑わす、ビオ系ワインの有力団体・ルネッサンス・デス・アッペラシオンズという、フランスのバイオダイナミック農法の第一人者・ニコラ=ジョリー氏が主催するワインの試飲会に参加をするためである。彼女は今日から木曜までの超強行スケジュールで来日し、明日は試飲会、水曜が営業とワインディナー、木曜は午前中観光・午後営業・夕刻に帰国となる。まるで日本人の観光ツアー並であるが、かなりそのような日程での海外営業をこなしているそうだ。ムチャクチャにタフ!な女性である。通常、イタリアからの来客があると、成田空港まで迎えに行かなければならないが、彼女は自分でホテル(試飲会場も兼ねる飯田橋のホテル)まで行くから結構、と言う行動派。ほんとうに有難い(笑)。

と言うことで、本日は比較的に時間が使え、午前中はお洗濯などの家事。午後から妻は馬込の整体へ、私はアルトリヴェッロの伊東氏との打ち合わせで恵比寿へ向った。伊東氏はキャンティをテーマにしたブログを既に書いているが、アルトリヴェッロの社長としてのブログも始められましたので、興味のある方はご覧ください。7時過ぎに帰宅して、久々で自宅にて夕食。明日からの営業活動の為に鋭気を養う。


11月25日(日)
昨日、無事に帰国。ピサからミュンヘン行きのフライトが1時間ほど遅れたが、成田行きのフライトには間に合い、成田には40分早く到着。まぁ、滞りなく戻ってこられた。今回は日中のフライトと言うことで、機内では映画を3本見た(ミスタービーンの休日、武士の一分、ファンタスティックフォー)こともあり、殆ど寝ていない。どちらかと言えば眠くならなかったと言う方が正しいかな。自宅には1時半頃に帰り、掃除と荷物の整理など。買出しと帰国日はさすがに外食で、いつものお好み焼き・どれ味に行くが、土曜なので店の前には行列・・・。諦めて日本蕎麦・山水で夕食をとり、さすがに10時過ぎに就寝。

今日はのんびりと起床して、夕刻に友人・秋山氏の自宅を訪ねる。今年の5月から猫を飼っており、家のロメオと同じ猫種であるチェルトジィーノ。名前はエミリオと言います。エミリオ君のブログはこちらかご覧になれます−エミリオのブログ。エミリオに会うのを妻はずっと楽しみにしており、4時過ぎに伺ってデリバリーピッツァを食べ、10時過ぎに失礼したがずっとエミリオと遊んでいた。まだ7ヶ月と言うことだが、体重は4.5キロ・・・。現在、ロメオは7.5キロなので、まだまだ小さいと思うが、これからどんどん大きくなることだろう。それにしても可愛い猫だった!

今週はイタリアからテヌータ・ディ・ヴァルジャーノのオーナー夫人が、試飲会にあわせて来日する。そのサポートで3日間は付きっ切りである。彼女が来日するための試飲会は、フランスのビオデナミの第一人者・ニコラ=ジョリー氏が主催するグループ(当然、全員がビオ系ワイナリー)のもの。個人的には、それほどビオ系のワインが好きではないが、今回の試飲でどのようなワインが多くなっているのか、確かめるためにも面白い企画ではある。私の印象を劇的に変えてくれるようなワインが有れば嬉しいが(笑)。


11月21日(水)
トスカーナ・ピサ地域ではワインの完成度、知名度共にトップクラスのテヌータ・ディ・ギッザーノを訪問。ここは2003年に有機栽培の認定を取り、今年の4月から段階的にビオデナミ農法を採用している、いわばビオ系ワイナリーである。ギッザーノのワインを飲んだ事がある方には理解できるだろうが、世間でよく言われる「ビオ臭」は全く無いワインを醸造している。まぁ、私が扱っているワイナリーでビオ系のワイナリー(認証を取っている)もけっこう多くなってきたような気がする。ギッザーノ、サンジェルバジオ、ドゥエマニ、ヴァルジャーノ。まぁ、どの蔵のワインもビオ臭はしないのが良いな(笑)。

先日もアルトアディジェでビオ系ワイナリーが集まっての試飲会が行われたが、この中にもビオ臭が有る多くのワインと、ビオ臭が全くしない少ないワインに区別する事は容易であった。これは個人的な意見としてだが、いわゆる「ビオ臭」というのは、香りが痛んだワインに多いのではないだろうか。ルカ=ダットマをはじめ、多くの醸造家は「キレイな香り(つまり痛んでいない)」になるような基本的な機材(タンクや樽、その他の機械を含めて)の手入れをしないから、このような匂いがするのだと言っている。この試飲の後にディナーが有ったのだが、参加したワイナリーのワインを自由の飲めた。その中で日本でもけっこう有名な自然派ワインを、ルカに試飲をしてもらったら、香りを嗅いだ瞬間に「死んだ猫の匂いがする・・・」と言っていた。ビオ系の香りが強いワインを作る生産者は、「それが自然なワインだから」と言う表現をする。どちらが良い(好き)かは個人の好みだが、どちらが正しいかは簡単に分かる事ではないだろうか。

ギッザーノではオーナーのジネブラ女史とカンティーナの担当者・ミケーレさんと新しいヴィンテージと07年収穫のサンジョベーゼ、メルロ、カベルネなどを試飲。06年のイルギッザーノはバランス良い果実味と酸味がひじょうに好印象。価格的にもかなりCPが高い。04年のクリュ(ヴェネローゾ、ナンブロ)は、凝縮度はそれほど高くは無いが、ワインを構成する密度がかなり高くてワインのポテンシャルを感じさせた。大分、オーナーのワイン造りの基本理念が、かなりワインに表現されるようになってきたと思う。香りが高く繊細な味わい・・・、ワイン愛好家がよく言うところではブルゴーニュ的なワインだろうか(笑)。果実と酸味のバランスの良いワイン、ギッザーノはそのようなワインが出来上がりつつある。今年収穫の07年は、まさにそんな収穫だろう、ひじょうにキレイな果実味のあるワインになりそうだ。

5時過ぎに帰宅し、8時にミケーレ宅へ向う。久々に夕食を一緒に取るが、ミケーレは週に2−3回はグロッセートまで行くようになって、かなりお疲れの様子だった。金曜の出発にはミケーレがピサ空港まで送ってくれることに。まぁ、いつもの事だが、本当に感謝感謝である。イタリアでの更新は今日まで。24日から12月8日までは東京にいますのでまたそちらで更新をしたく思います。冬になってしまったイタリアよりは暖かい日本を考えていたが、これまた随分と寒くなっているようで残念だ・・・。とりあえず、無事なフライトであるように願うしかない。今回はルフトハンザ便なので少し安心している。


11月20日(火)
昨日の2時過ぎ、昼食後に皿などの洗い物をしていたら、出ていたお湯が突然、水になったしまった。理由は分からないが、湯沸かし器がダウンしてしまったのだ。それからお湯と暖房が全く機能しなくなり、その時間から凍えるような日を過ごして、今日の午後7時まで稼動しなかった。これで1ヶ月で2回目となるのだが、妻がイタリアに到着した10月末頃にも急に湯沸かし器が稼動しなくなり、修理をしたばかりだったのにである。再度、業者には電話をして修理の依頼をしたが、19日の午後3時に依頼をしたのに、明日の午後6時半から7時に修理工が行くと言われ、今日の夜にやっと修復したわけだ。今朝の室温は約10度・・・、さすがに寒かった。

思うに、ガス、電気、水道、電話などは生活に関わる基幹的な部分だが、それが不通になっても順番が来るまで待たなければならないのである。湯沸し器は結局のところ、約30時間稼動しなかったことになるが、それがイタリアの生活である。2年ほど前の年末にも湯沸し器が壊れて、4日ほどお湯、暖房なしで過ごしたような記憶が・・・。そう言えば今回、私がイタリアに来てすぐに、国際電話が2日間使えなかった日があった。日本にファックスを送ろうとして日本向けの国際ダイアルである0081を押すと、相手先が不明のメッセージが流れ続けるのだ・・・。ここがアフリカなら分かるような気がするが、イタリアはG8にも加盟している先進国ではなかろうか。

今日は市場の日なので、お昼は私たち、猫2匹と鶏の丸焼き。午後は修理工をずっと待っていたので事務系の仕事と、この日記の更新をするが、それで一日が終わってしまった。ちなみに昨日から今日にかけては、もちろん足の筋肉痛です・・・(笑)。


11月18日(日)
昨晩の予定通りに超久々にピネータへ行き、妻と共に7キロのジョギングを敢行!最後に走ったのは何時だったのだろうか・・・。このところ、朝の冷え込みがかなり強くなってしまったので、10時半と少し遅めに走り始めた。さすがにこの季節、日曜といえども多くのランナーが来ているわけでははく、見かけるのは常連の人ばかりだった。ミケーレは午前中からルッカへ行くそうで、7時半に行くと言っていたがまだ暗いのではなかろうか(笑)。走り終えるとちょうどコラードがスタート地点に到着していて、昨日のパレオのついて雑談。彼は朝起きてからすぐに04年のパレオを味わったそうな。流石ですねぇ。

昼過ぎに戻ってから事務仕事を少しこなしてから、冬支度の初仕事として使っていた夏〜秋用の靴磨きを自分と妻のを合わせて15組ほど。夜はピッツァを作りプロセッコのロゼと合わせる。まぁ、基本的にはビールだが、只今ビール禁止中なので軽めの発泡酒としたが、結構ピッツァとは合ってました!久々に日曜日らしい過ごし方をした。


11月17日(土)
日本から友人の奥様が1人で来伊しており、今日から一泊でチェチナに来た。彼女はご主人と一緒に今年の2月にもモンテスクダイオに来ており、恒例だがベッペからイタリア名も貰っている。旦那さんはマウリツィオ、奥さんはジェンマである。彼女は京都で料理教室を開催しており、前回同様に目的はアンナから料理を習うことである。アンナの料理は私も自信をもって言えるのだが、発想や味付けなどひじょうに素晴らしい!並みのレストランで食事をするならば、アンナの料理を食べたいくらいの腕前である。10時半に彼女をホテルへ迎えに行き、11時過ぎには料理を開始して、お昼をはさんで5時過ぎに大体終わったようだ。7時過ぎにアンナ宅に戻り、8時半からディナーを始めた。もちろん、夜はコラードもいて5人での晩餐となり、コラードがシャンパーニュを出してくれ、ワインは昨晩のパレオ垂直から持ち帰った98・01・04の3本を私が持って行った。料理・ワイン共に素晴らしく、楽しい夜を過ごす事が出来た。コラードとは明日、ピネータで会う約束をしたがサボらないように頑張らないと(笑)。コラードは今度の誕生日で60歳になるのだが、今の目標はフルマラソンに出ることで、この1年間はそのための準備をしているそう。毎週、80−100キロ近く走るそうで畏れ入ってしまう。これに仕事(彼はスプマンテフェッラーリが持っているピサとモンテファルコのワイナリーを見ているので)が入るのだから、私なぞ「まだまだ門前の小僧・・・」である。


11月16日(金)
数日前にマッキオレのチンツィアから「16日にパレオの垂直試飲会を行うから来てくれ」との連絡があった。当然参加と答え、今日は3時にチンツィアが住んでいるチェチナの家に行って打ち合わせをして、それから6時半からワイナリーでの試飲。試飲の主催はマッキオレとフィレンツェでエノテカを持っていた叔父さんだった。前回のスクリオの垂直も面白かったが、今回のパレオは更にスケールアップな感じで、なんと1991年から2004年(これは2008年初春からの販売なのでアンテプリマだった)までの14ヴィンテージ!!である。もちろん、醸造家であるルカ=ダットマ氏も参加しており、当時の収穫の話や思い出話など、ひじょうに興味深い内容だった。私は古いヴィンテージは93年までしか飲んだことが無く、91年と92年を飲めることは、個人的にはかなり大切な事だと思う。これで残りは89年、90年となったが、このヴィンテージはマッキオレでも、もう持っていないそうだ。元気なうちに飲めると良いのだが・・・(苦笑)。

91年から94年までは、当然に古酒の雰囲気を持っていたが、95年以降はまだまだ古酒と言うには色調も濃く、酒質が強く、ひじょうにパワフルな印象が強かった。パレオは89年にカベルネソービニョンとサンジョベーゼのブレンドで醸造されて、97年までカベルネソービニョンとサンジョベーゼのブレンド(比率は年によって異なるが)で、98年に初めてカベルネフランが少し加わり(5%)、99年・00年とサンジョベーゼが外されてカベルネのみ、01年からはカベルネフラン100%となっている。そのような歴史的な移り変わりも感じながら試飲をしていると、ほんとうに感慨深いものがった。試飲ルームのどこかにエウジェニオがこの試飲を見ていて、全員の感想を頷きながら聞いているような気がしていたのは私だけではないだろう・・・。ちなみに私が好きだったワイン(どれも甲乙つけがたいレベルだったのが)は、92年、95年、98年、01年、02年、04年だった。特に92年と04年はひじょうに印象深い味わいで、もう92年を入手する事は出来ないだろうから、来年にリリースされる2004年はけっこうな数を購入するつもりである。

パレオの試飲は7時半あたりから始まり、14種類大体の試飲が終わったのは9時過ぎ。それから簡単なディナーが始まって、ディナーの際中にもブラインドで5種類のワインが供された。フランスが2つ、イタリアが3つだったが、その中にメッソリオの2004年が入っていたが(チンツィアも粋なことをするものだ!)、私はそのワインの匂いを嗅いだ瞬間に鳥肌が立ってしまった。最近は滅多にワインには感動をしなくなっているのだが、久々の感動だろうか!そして、口に含んだ瞬間にも同じような印象を受けた。世の中にグランヴァンと呼ばれるワインは数多くあるが、これは間違えなくグランヴァンである。薄々、メッソリオと分かったのだが、過去にリリースしてきたどのメッソリオを遥かに越えた味わいがあった。まぁ、自分がこれだけ褒めるワインも少ないだろう。前の日記で価格のことを少し書いているが、ボルドーやブルゴーニュのグランヴァンよりもまだまだ安いはずである。もし、数万円の予算をお持ちならば、迷わず2004年のメッソリオの購入をお薦めする。その期待を裏切る事は無いワインだと断言しよう!先のパレオ04と言い、メッソリオやスクリオ(これも当然に美味しいはず)も合わせるとかなりの金額をマッキオレのワインに継ぎこむことになりそうで、今から頭が痛くなっています・・・(笑)。


11月14日(水)
トスカーナの海沿いも、もうかなり冬に近い感じで、朝からかなりの冷え込みだった。北イタリアへの出張から昨晩戻り、今日は朝から事務仕事をまとめていたが、簡単には終わりそうにないので少しのんびりとこなしていくつもりだ。今日の夜はミケーレ夫妻とのスカッチャペンシエリでの久々のディナー。ミケーレがリヴォルノ地区のディレクターから、リボルトとグロッセートを統合するディレクターに昇進したお祝いも兼ねてである。両方を見るとなるとかなり忙しいようで、明日も8時にグロッセートに行かなければならないそうで、今まで以上に慌ただしい日々を過ごす事になりそうだ。まぁ、ミケーレ自身は忙しい方が好きなタイプだが、あまり多くのことを覚えられない人が多いイタリア人にとっては、問題が起こらないことを願ってしまう(笑)。レストランは平日の中日ながら、相変わらずに繁盛しているようで、ほぼ満席だった。いつものように変わらない新鮮な魚介料理を堪能!北イタリアは基本的に肉が多かったので、いつも以上に美味しく感じたのかもしれない。それにしてもアルドは楽しい人間だと思う。彼もあと何年くらい現役を続けてくれるのだろうか。そんな事を感じた今日のディナーだった。


11月13日(火)
7日から始まった北イタリア出張から戻った。今回の走行距離は約2050キロで、なかなか長い旅行だったと思う。モンテスクダイオ−フリウリ(ヴィエディロマンス訪問)−ヴェネト(エノビス訪問)−アルトアディジェ(ボルザーノ・メラーノ訪問)−ヴェネト(サンアントニオ訪問)−ロンバルディア(グルフィのオーナー宅訪問)−モンテスクダイオである。ワイン試飲を含めて、なかなか内容の濃い1週間だった。以下、主だった内容を書いておきます。

7日(水):
朝5時半にモンテスクダイオを出発して、11時にヴィエディロマンスに到着。畑を少し周りってから昼食(いつも行くDuneは休みだったので、別のレストランにて食事)。食事のときにガンベロロッソガイド2008で、白ワインでワインオブザイヤーを獲得したフリウリのワインを飲むが、それがまた酷いものだった・・・。あのようなワインを選ぶガンベロロッソガイドには大きな不安を感じてしまった(笑)。ワイナリーにもどってから新しいヴィンテージ(2006年の白を中心に)全11本を全て試飲させてもらう。06年のワインの特徴を一言で言うと、05年のミネラル質に果実味が加わったような印象だろうか。04年は果実のボリュームが少し大きすぎて、ワインの本質を感じるまでには相当の時間がかかりそうだが、ちょうど04年と05年の間に位置するような味わいと言えば良いだろうか。それにしても、ジャンフランコとのワイン談義は本当に面白い上にためになる。現状のフリウリの話やガンベロロッソの方向性など、かなり業界的に突っ込んだ話だった。11時から7時過ぎまでワイナリーに居た事になる。それからヴェネト州へ移動する。

今日は特別にお願いをして昼食から戻った後に、私の希望でSO2(つまり二酸化硫黄)がどのようにワインに影響するのかを確認するために4種類のワインを用意してもらって試飲をさせてもらった。元々ワインには微量のSO2が常に存在するのが、それにSO2を添加する方法を取ってもらった。無添加のワインには約30mgのSO2が含まれており、それぞれ30mg、60mg、90mg、を加えた4種類を作ってもらった。まぁ、このようなことをしてもらったのにも理由があるのだが面倒だから省くとして、結果的にはSO2を後から添加していても香りからは殆どSO2の存在が分からない、と言うことだった。最も多い90mg添加(合計で約120mgのSO2)でも、添加無しのものと比較して初めてその違いが感じられる程度だった。少しツーンとする山葵を嗅いだようだ感じではあるが、それも多少フルーツ香の邪魔になる程度であるし、それが嫌な香り(人体に影響が出るような異臭)があるような代物ではなかったのである。

8日(木):
アッフィに本社があるエノビス社のマルコ氏を訪問。エノビス社からはトッファリやフォッソコルノのワインを紹介されている。新しいヴィンテージの価格や、ヴェネト州とアブルッツォ州の状況について話をする。今日はマルコ氏のご自宅にお邪魔して、氏のお母さんの作ったヴィチェンツァ風バカラの夕食をご馳走になる。さすがにドイツで活躍するエージェントの一家で、自宅は目を瞠るような豪邸でした。マルコのお父さんは骨董収集をしていたので、かなり凄いものが飾ってあった。日本の物も有るという事で、古い有田焼の皿が何気に飾ってあった。かなりキレイな物だったが、相当高かったらしい・・・。

9日(金):
ヴェネトからアルトアディジェへ移動。11時過ぎにサンタマッダレーナ社を訪問。この時期の訪問では、新しく収穫されたタンクや木樽に熟成しているワインを、醸造家のステファン氏と味わう事になっている。今回の試飲は38種類のワインと、予定外の昼食時に7本のボトルを試飲した。ホテルにプリッシアーノのカステル・カッツエンツンゲンで開催されているビオ&ダイナミックという試飲会を訪ねる。ここでは醸造家・ルカ=ダットマが運営するドゥエマニと、テヌターディヴァルジャーノが参加していたので顔出し。イタリア各地域のビオ系ワイン生産者とフランスとオーストリアからのワイナリーも参加していた。試飲会は午後8時に終わり、それから会場でディナー。私たちのテーブルにはピエモンテでドルチェットからワインを作っているワイナリーが同席していたが、彼の作っているワインも飲んだのだが、もうコメントが出来ないくらいの負(腐)の味わいのするワインだった(笑)。当然、帰宅は午前様・・・。

10日(土):
9時にサンタマッダレーナを再訪して打ち合わせ。その後、11時にメラーノで行われているワインフェスティバルを訪ねる。年々、来場者が増え続け、今ではヴィニタリーに次ぐような大イベントになりつつある。今回も数多くの有名ワイナリーの参加もあり、来場者数もかなりの数だった。ワインの試飲も一苦労で、考えていたワインを飲む事はとても出来なかった。それにしても入場料の70ユーロ(前売りで60ユーロ)は高すぎはしないだろうか・・・。まぁ、今回は自分たちの仕事を含めて、なかなか良い試飲が出来たと思う。

今回の試飲に合わせてボローニャより、知合いの日本人2名が同行した。試飲会が終わる直前に雨が降り出し、駐車場までほぼ濡れ鼠となった。7時過ぎにボルザーノとメラノの間にあるナルスのホテルヴィルマにて、カンティーナディボルザーノの各地域のエージェントが集まるディナーに参加させてもらう。8時に始まったディナーが終わったのは0時過ぎだった・・・。相変わらずイタリア人の食事はナガーーイ!帰宅は1時過ぎだった。

11日(日):
さすがに今日はお休みモードで、ボルザーノからのんびりと戻り、ガルダ湖半を通りヴェネト州へと向う。途中、リヴァディガルダで少し観光をし、ヴェローナ方面へ向かい、サンアントニオのアルマンド氏の紹介によるアグリツーリズモへ。イタマソッティ(ITAMASOTTI)と言う名前の高級アグリツーリズモで、ヴェローナを一望できる小高い丘に建てられていた。夜に到着して今日は食事は出来ないと言われたので、私たちのお気に入りであるイッラージにあるピッツェリア・ダ・マッシモでピザを食す。

12日(月):
朝起きてみると宿泊していたアグリツーリズモが素晴らしいということに気づき、朝食をとりながらオーナーと色々と話をする。部屋は6室のみで、夜はレストランも兼ねており食事が出来るそうだ。居心地も良くてまるで別荘にいるような感覚に陥ることだろう。元々、ヴィチェンツァの近郊でホテルを経営する家族に生まれたそうで、父親が死んだのをきっかけにホテルの運営を兄弟に譲り、自分はこちらでアグリツーリズモを買い取ったらしい。調度品はイタリア国内はもとより、フランスやオーストリアで色々と夫婦で選んだ物を設えている。このような場所でバカンスを過ごすことのは、日本人の夢の1つではなかろうか!このあたりに来た際には、ぜひ訪問をして欲しいと思う。

11時にここを後にして、サンアントニオへと向う。07年収穫のソアベの試飲と、新しいヴィンテージの赤の試飲を行う。07年はここでもかなり良い収穫のようで、香りが特に素晴らしい。新しい04年のアマローネ・セレチオーネはクリュのカンポデイジッリを髣髴とさせる完成度だったのには驚いた。やはり、ここのアマローネははっきり言って、ダルフォルノよりも完成度が高いだろう。

2時にワイナリーを出発して、ロンバルディア州モンザへと向う。グルフィのオーナーの自宅はモンザ近郊にある豪邸。それにしてのマルコと言い、ヴィトと言い、ワイン関係者は凄い家を持っているなぁ・・・。モンザのチェントロで時間を潰して、7時過ぎにヴィト宅へ。8時過ぎににヴィトと一緒に、グルフィの醸造家・サルヴォ=フォティとイタリア国内の営業担当・マッシモ=ルフィーノが戻って来た。ヴィトの家には住み込みでスリランカ人の青年が家事をしているが、彼がまた色々と使える人間で炊事洗濯など全てこなしてくれる。ヴィトは羨ましい生活をしている。今日のディナーはアルトアディジェから持ち帰った(グルフィもメラーノ・ワインフェスタにスタンドを持っているので)スペックと野菜のグリル、そしてメインはビステッカだった。ワインはサルヴォがカンティーナから選んだブルゴーニュVSエトナを2本ずつで、最後はトゥアリタのシラーで締める・・・筈だったが、このシラーが期待を裏切る酷い出来で、全員からダメだし。それからネロブファレッフィ2000を抜栓することに。締めの最後は、ヴィトが日本で買って持ち帰った1953年ヴィンテージのラムを飲ましてもらう。やはり素晴らしい晩餐だった!

話は変わるがヴィトは今年の秋にフェッラーリF599GTを半年待ちだけで買っている!車を見せてもらったが、あれほど美しい色をした車を見たことが無いほど、素晴らしい赤色をしていた。フェラーリレッドと言うが、ヴィトのそれは特注らしい。エンジン音も胸に鳴り響き、前に持っていた456Mは比べ物にならない。こんな車を見ているといつかは自分も・・・と思ってしまうよねぇ。


11月5日(月)
やはりイタリアに戻っても完全にのんびりと過ごす事は出来ないのかもしれないなぁ・・・(笑)。今日は11時にマッキオレを訪問して、チンツィアと打ち合わせ。来年の方針などを話し合う。ご存知の方も多いと思うが、アメリカのワイン専門誌・ワインスペクテイターの特集でメッソリオが100点を獲得している。その影響が有るだろうか、来年にリリースされるメッソリオだけが約10%の値上がりとなっていたのには驚いた!まぁ、オルネライア・マッセートに比べればまだ少しは安いのかもしれないけど、100点だからマッセートな並みまで値上げしますでは、いくら同社のエージェントをやっているとはいえ、少し寒い気持ちになってしまいました。ましてやこの為替状況、メッソリオ2004年は高嶺の花になってしまうことだろうなぁ・・・(涙)。全く頭痛の種が1つ増えたような一日になってしまった。


11月4日(日)
昨日無事にイタリアに到着したが、パリ−ピサ間のフライトスケジュールが変更になっていて、シャルルドゴールに午前4時半に到着後、ピサ行きのフライトは午前10時40分と、なんと6時間ものトランジットとなってしまった。さすがにラウンジにいるのも飽きてしまうなぁ(笑)。パリはかなり冷え込んだが、モンテスクダイオはけっこう暖かくてまだまだ秋の様相だった。やっぱりここは空気が美味しい!

今日はお隣さんのレンツィ夫妻とスベレートにあるマルコーニという新しいワイナリーを訪問。ワイナリーの電話帳代わりに使っているヴェロネッリにさえ掲載されていない、全く名前の知られていないワイナリーだが、ひじょうにユニークなワインを作っている。醸造面は以前にルカ=ダットマとチームを組んでいたファブリッツッオ=モルタル氏が面倒を見ているそう。ワインの特徴はスヴェレートらしくない点である!このあたりはトゥアリタやグアルドデルレに代表されるような、かなり厚みのある果実味が主体のワインが多いが、マルコーニでは果実味よりも強い酸味に特徴があり、どちらかと言えばピサ地域や少し内陸(キャンティクラシコなど)の印象が感じられた。カベルネ100%のクリュとメルロ+カベルネのベースワインの2種類があり、樹齢の上がっていく今後が楽しみなワイナリーである。


10月31日(水)
昨晩は帰宅が遅くなってしったのでのんびりと起床。昼過ぎに馬込の江上院にて整体。4時に帰宅後、妻から頼まれた買出しのため亀戸を歩き回り汗だく。6時過ぎに中目黒へ向う。今日は友人秋山氏、アルトリヴェッロの伊東氏と和食の名店・尾崎にて会食。今の季節は美味しいものがひじょうに多く、尾崎さんの腕も相まってかなり満足の出来る食事だった。料理の内容は秋山氏か伊東氏のブログに公開をされる(人頼りでいつもすいません)と思うが、ほんとうに美味しいです!ワインは有料ながら、持ち込み可。予算的には料理とお酒で1万円前後、と言う感じでしょうか、ぜひ訪ねてみてください。

今日で10月も終わり、今回の滞在はマジで忙しかった。11月2日にイタリアへ出発なので少し骨休みをしたい、ところだが、11月7日から北イタリア訪問へ。現状の予定ではフリウリ(ヴィエディロマンス訪問予定)−アルトアディジェ(メラーノで行われる試飲会に参加)−ミラノ(グルフィのオーナー宅訪問)を周る。これで中旬まで忙しいだろう。その後、日本から友人が来る予定。23日には再度の帰国で12月8日までの滞在。これで休めるのだろうか・・・・(汗)。


10月30日(火)
昼過ぎに麻布台のノヴァレーゼ社を訪ねる。この会社は今、ブライダル関連事業では業績が急上昇しているそうで、建築家の安井氏が紹介をしてくれた。イタリアから直輸入のレンタルウエディングドレスと婚礼式場のプロデュース事業、式場に併設されるレストラン事業が中心で、その中のレストランで使うワインの相談だった。安井氏は今年10月に落成した京都の式場の設計をされたそうだ。今まさに伸び始めた会社なので、今後の展開次第ではひじょうにポテンシャルがあると思われる。今後に渡り上手く関係が運ぶような方向性を打ち出してもらえればありがたい。

打ち合わせ終了後、日比谷線沿線上なので恵比寿のアルトリヴェッロを訪問。昨日の試飲会の反省や来場された方々についてミーティング。1時間ほどの打ち合わせ後、神楽坂へ向う。文春・江坂氏と久々の会食をたまねぎやにて。予約時に鮟鱇が入れば、とお願いしていたが、幸運にも小型の物が河岸に入荷し、贅沢にも2人で鮟鱇鍋となった!いつもの刺身盛りから鮟鱇鍋、雑炊と大満足。お酒も相変わらずに美味しく、今日は夢計美丈夫と醸し人九平次が素晴しかった。まぁ、何を飲んでも美味しいんですけど・・・。途中から木下さんも飲み始め、帰宅のタイミングを外して午前2時過ぎにタクシーで帰る。

帰宅後、妻の電話を入れるが先週末で冬時間に戻っており、これで日本−イタリアは時差が8時間となった。チェチナ−モンテスクダイオ辺り、3日ほど前に物凄い大雨が降り、それからADSLラインが全く稼動しなくなったそうだ。ベッペの息子(マルコ)の話によると、チェチナ電話局のADSLラインを管理している場所に、雷が落ちたような話で普及の目途が立たないそうだ・・・。このようなことには全く疎いので、そんなことがあるのかと思ってしまうが、それにしても酷い話。このエリア一帯で全く使えないらしく、今週中に直るかも分からない。日本で同じことが起こっても、1日で復旧することだろうに。


10月29日(月)
アルトリヴェッロの初めての試飲会の補佐をするために、午後1時に恵比寿へ向う。1人で会社を起こして、スタッフもいないので、今日の助っ人は伊東氏夫人に懇意にしているレストラン関係者が数名、私と友人・秋山氏(・・有難うございました)。午後2時から5時までの3時間で、約110名の来場者があり、関係者は大変だったと思う。日本初輸入のヴェネト州(プロセッコ)、アルトアディジェ(ソービニョン、ピノネロ)はかなり評判が良かったような。また、サンファビアーノカルチナイア、モンキエロカルボーネ、サンジェルバジオの比較的に馴染のあるワイナリーも、新しいヴィンテージや新顔の登場もあり、全体的なワインのレベルは高かっただろう。色々な不備があったにしろ、初めての試みとしては大成功と言えるだろう。試飲会終了後、秋山氏とピッツェリアドーロ恵比寿店にて軽めの夕食。7時前に店を後にして、リアルワインガイドの試飲の為に私は吉祥寺へ向う。テーマはブルゴーニュが13本。2005年というビッグヴィンテージのせいか、味わいがかなり硬くなかなか評価し辛いワインだった。


10月27日(土)
25日からの大阪出張から戻った。今回は25日の午後、26日は終日、の営業だった。それにしても大阪の営業は面白い!両日共にほぼ初めての訪問先だったことも良かったと思う。訪問先は次の通りです。

25日:Babbi Babbi(バビバビ・本町)−Vodacoa(ヴォダコア・本町)−アントルポ(難波)−Bar Jazz(バージャズ・心斎橋)の4軒。どの店舗も完全なイタリアンではなく、良い物を提供するスタイル。バビバビではランチをしたが、大阪らしい低価格で美味しいパスタが食べられる。開店してまだ1ヵ月半らしいが、店長の中牧氏の個性が際立っているだろう。また、今日訪問した中ではバージャズが面白かった!JBLだったろうか、大型のスピーカーからはジャズが流れ、バーなのでワインだけではないだろうが、ワインを飲みに来るお客さんが多いらしい。店主の牧氏は個性的で、なかなか味のある人だった。心斎橋辺りで飲まれる方はぜひ訪問してください。営業終了後、大阪の飲み仲間である三木氏と梅田で待ち合わせ。梅田食堂街のたこ梅と言うおでん屋を訪問。蛸の煮付けと鯨刺しで有名な店だそう。大阪の雑然とした雰囲気の中、おでんなどを堪能。2次会は堂島のアマローネを再訪。森氏がマッキオレロッソ2003ウルティマアンナータのマグナムを開けてくれた。ちょうど良い飲みごろ(個人的に)を迎えており、美味しくいただいた。森さん、有難うございました。今日は同伴者もいたので、地下鉄のあるうちにホテルへ戻る。

26日:午前中にモトックスの大阪本社にてマーケティング部の打ち合わせ。打ち合わせ終了後、営業同行。ファンヴィノ(本町)−みやま(天満橋)−Henry(ヘンリー・大阪駅前)−Gina&Joel(ジーナ&ジョエル・堂島)−バスケットケース(阿波座)の5軒。みやまにてランチをするが、和食にワインを合わせて出してくれるそう。ソムリエの藤井氏はイタリアワインにはかなり造旨が深いようだ。また、ヘンリーの藤田氏、バスケットケースの永見氏、イタリアワインについては、かなり情熱を持っているようで心強い!永見氏は先日の大阪試飲会でもお会いしているが、その時も熱心に試飲をされていたのでよく覚えていた。営業終了後、モトックスのスタッフと会食。心斎橋のオレンジというバール風のイタリアンに行く。今年入社の2名が参加していたので、社会人の先輩として話をしたが物怖じせずに頼もしい感じ。今後の活躍を期待したい。店を11時半頃に出てから、ホテルまで戻る。スタッフと別れた後、飲み足りないことは無かったが、前日に伺ったバージャズを再訪。牧氏も驚いていたが、ひじょうに快適な時間を過ごさせてもらう。それにしても彼はユニークで心地よい人である。

24日の営業同行は、担当者の急病に寄り中止になり1日空いた。まぁ、個人的には家事などが出来てひじょうに助かったのだが、担当者はさぞ残念だったことだろう。この日の為に大分前から訪問先などの段取りをしていたと思うので、彼の体調が回復したら穴埋めをしてあげたく思う。春菜君、早く体を直すように!




10月23日(火)
今日は朝からモトックス・都内業務酒販担当(合っているでしょうか)の大橋さんと営業活動。今回はワインの持ち回りで、モック06、ビリッロ05、ボルゲリ05の3本。まぁ、私のラインでは定番となるワインだと思います。

まず最初の訪問は丸ノ内線・新中野駅の柴田屋酒店さんへ。最近になり業務(レストラン)卸に力を入れ始めたそうで、イタリアワインについてはまだまだ発展途上のようで今後の動きに期待をしたいところ。約30分の商談後、新中野から日本橋に移動して河内屋さんへ。ここはオフィスも大きく、これからかなり期待が出来そうだ。スタッフの知識欲も旺盛で色々な情報を発信しながら交流を深めたい。日本橋からはランチを兼ねて、明治神宮前の南国酒家へ移動。ここは私がワインリストを作った経緯もある、これからもっと伸びて欲しい店でもある。ワインリストを作って1年は経過していると思うが、メニュー変更を含めてワインの検討をしてくれると宮田営業本部長のお話。久々に食事をしたが、やはりここは美味しいと思う。広々した店内にサービスも問題が無い。少し薄味の中華には、ほんとうにワインが合うと思うので、サービススタッフにはもっとワインの勉強をして来店客に薦めて欲しい。ランチ+商談後、馴染である半蔵門・エノテカドーロへ営業へ。いつもは顧客して訪ねるので、応対してくれた星野君も少し落ち着かない様子(笑)だった。今後のワインの扱いや、グルフィのクリュワインのフェアなど商談。話を聞いても状況は良いみたいで、世間が不景気と言われている中で、やはり価値のある店には人が集まると言うことだろ。今後も気を抜かないように、と話をまとめて店を後に。

その後、六本木へ移動してヒルズ近く、けやき坂にあるイル・ムリーノへ。店は内装を含めてかなりバブリーな印象が・・・。大橋さん自身、それほど懇意と言う感じではなかったが、今後の展開を考えれば訪問の価値があっただろうか。対応してくれたスタッフに試飲をした貰った際、ビリッロを飲んで「けっこう軽いワインですね?」と言われた時は、ほんとうに驚きました!イタリアワインを飲みなれていない、と言うのか、アメリカ発のイタリアンは、イタリアワインよりもニューワールドが好み、と言うことだろうか??イルムリーノでの営業は、こんな感じでほんの15分で終わり。帰路、芋洗坂の途中にあるバーデルソーレで営業の〆。ここは昔から馴染の嶋内氏が仕切っている。イルムリーノの話をしたら、彼もビックリ!でした。9時半に家を出てから戻ったのは6時過ぎ。なかなか楽しい営業だった。同行した大橋さん、まだ入社2年目(だったけ)、これからの活躍を期待したいと思う。

昨、月曜は2時に恵比寿のアルトリヴェッロを訪問、29日に開催する初の試飲会や今後のワインの展開について打ち合わせ。アルトリヴェッロは自社のサイトが完成たので是非ご覧ください!それから銀座に移動し、三笠会館のヴィオラにて別件で打ち合わせを。ワインの展開を考えている方だったが、このユーロ高やワインのダブつきなどの話を。新しく展開をするには時期的に難しいと結論になった。色々考えると、やはりワインのビジネスは難しい・・・。

イタリアに無事戻った妻からの報告では、トスカーナ以外は既に冬になっているそう。ドイツ径由で帰ったが、ドイツはむちゃくちゃに寒く、コートが無いと死ぬ!と言っていた。私はエアフラなので、同じように寒いことだろう。ましてやシャルルドゴールへの到着は午前4時半。厚手のジャンパーは必需と言う感じだろうか。サマータイムも終わり、ヨーロッパは冬支度だな。


10月21日(日)
2005年2月に行われたマッキオレ・ワイン会を通して知り合った建築家・安井氏宅で久々のワイン会。今回のメンバーは、ほぼ全員が安井宅では初顔合わせ。長兄・清水氏、イタリアワイン業界では有名なヴィノデッラパーチェのオーナー・大倉氏、先日のグルフィワイン会で知り合った井波御夫妻である。安井宅のワイン会の料理は、ご主人の安井氏が腕を奮ってくれる。また、奥さんがよくイタリアへと出張に出掛けるので、美味しい生ハムとパルメジャーノが提供される。ディナーの様子は安井氏のブログで公開されると思うのでそちらをお楽しみに。今回もひじょうに密度の濃いワインが並び、料理との相性も考えながらで美味しく楽しむことが出来た。

安井氏のワインのストックは、フランス6割、イタリア3.5割、その他・・・と言う感じで、なんと1000本以上のワインをお持ちである!この数は普通ではないと思うが、半地下の1室が全てワインセラーとなっている。私も人の事は言えないが、奥さんにはいい迷惑だろう(笑)。次回のワイン会も楽しみだ。


10月20日(土)
モトックス社営業・中塚氏が主宰する28回目の山本会に出席。今回も五反田のカンティーナセンプレに、8名が集まってのディナーだった。テーマは久々のイタリアワインで、いつものようにブラインド。イタリアと言うことでかなり気合を入れて当てにいったが、少々恥ずかしい結果となってしまった・・・。まず当りはしないのだが、それにしてもブラインドは楽しい。自分の経験値を頭で総動員しながら推理するのだが、これがひじょうにためになる。イタリアが専門と言っても、せいぜい1−2種類しか近づかないもの。まぁ、こんなものでしょうか。2次会はいつものように五反田駅前のわたみである。今日は2次会なのに料理を沢山頼んでしまうダブルA氏(青井氏、秋元氏)が不在なので、軽く終えることが出来た(と思う)。私は来年2月までは同会に出席できないが、次の出席予定は年に一度の贅沢ワイン会。イタリアからそのレベルのワインを持って帰るつもりです!皆さん、楽しみにして下さい。


10月19日(金)
昨日は12時に成増駅集合で小諸へ向う。同行したのは早稲田大学・棒術会の中島先生と、OB1名、学生3名と若手が初参加。ノンストップで2時過ぎに小諸に着き、主催の岸田酒店・土屋酒店のご主人たちと合流。市内では有名な鰻の店にて昼食をとる。その後、岸田酒店の前にあるティラミスと言うイタリアンにて営業を兼ねて訪問。ワインメニューを変えたいと相談があったそう。

ホテルで少し休憩してから、6時過ぎに会場であるレストラン・クレシェントへ。ここは前回の訪問でひじょうに気に入った店で、シェフの近藤氏が面白い。近藤氏との約束どおりにワイン会が開催できたことは嬉しく思っている。ログハウス風の店造りが素晴しく、高い天井と店内にあるストーブがなんとも落ち着いた雰囲気がある。料理もかなり充実しており、ワインとの相性もよく、個人的にも満足出来る会となった。もし、小諸方面に行くことがあれば、この店を覚えておくと良いだろ。2次会は午後に営業に行ったティラミスに行き、オーナーとワインリストについてながながと話をした。店を出たのは午前2時・・・。反省会と称して3次会、ホテルに戻ったのは、東の空が明るくなるくらい(笑)。さすがに疲れましたねぇ・・・。

翌日は10時起床で、これも前回の小諸で伺った浅間登山の登り口である天狗温泉・浅間山荘さんへ向い、赤い湯の温泉を満喫して、キノコづくしの昼食を堪能した。本物のマツタケのホイル焼など、都内ではなかなか食べられないキノコ料理をいただいた。2時過ぎに小諸を後にして、5時前に帰宅。中島先生をはじめ、現役諸君もお疲れ様でした。次回、5月末あたりの開催でよろしくお願いします。


10月17日(水)
15日は打ち合わせ1件、16日は妻と馬込の整体と、久々に2日間はのんびりと時間を使うことが出来た。2日続けて自宅で過ごすのも久々か・・・。今日は恵比寿にてオーバーシーズの営業・山下女史と打ち合わせを行い、その後、アルトリヴェッロのオフィスへ向い伊東氏と打ち合わせ。29日に会社設立後、初となる試飲会を開催するが準備に追われている様子。ぜひ、頑張って成功させて欲しい。

午後7時過ぎに半蔵門へ移動、エノテカドーロにて懇意にさせていただいている松戸のお医者さんグループとのディナーに呼ばれ参加。来年のシチリア旅行についての話をする。今回の料理はお任せで作ってもらったが、オンリストされている食事とは違う料理を作ってくれ、ひじょうに美味しくいただけた。ほんとうに日本のイタリアンはどこへ行っても美味しい。

明日から1泊2日で、長野・小諸市にて恒例となりつつあるワイン会へ行って来る。今回は妻も同行、会場も新しくなり楽しみが増えた。小諸はかなり寒くなってきているようで、風邪など引かぬように気をつけたい。


10月14日(日)
仙台から戻ったが、今日は渋谷・シノワにてバッド・ヴィンテージ・クラブ(BVC)の年次総会=ワイン会に参加した。私たちは昨年から参加させてもらっているが、今回も40名を越える参加者で、九州や北陸から来られる方たちもいるほどだ。日頃、全く交流の無い一般のワイン愛好家との出会いは、私のような立場の人間にはかなり有意義で楽しいことである。各自、ワインを1本持ち寄り、1テーブルに6名前後着席する。私のテーブルは何故かサンジョベーゼだが、イタリアワインはサンジョベーゼではなく、ネロダボラとネッビオーロだった。やはりこの規模になると、かなり気合の入ったワインを持参する方もいて、それらのワインを味わうのも興味深い。ブラインドなど楽しい企画もありで楽しい時間が過ごせた。2次会はすぐそばの房’s(ボーズ)と言う居酒屋。妻は1次会、私も2次会で退散。一体、何時まで続いたことだろう・・・。


10月13日(土)
前の日記から10日が経ったのだが、日記にあるように3日の夕刻に大阪へ出発して、今日の午後8時過ぎに仙台の出張から戻った訳だが、この10日間はほとんど地方都市にいたことになる。日程の詳細は以下の通り。

10月3日(水):大阪へ移動、難波のホテルにチェックインをしてから法善寺横町の串の坊にて夕食。その後、堂島のワインバー・アマローネで軽くワインを飲む。

10月4日(木):モトックス社大阪試飲会。終了後、打ち上げで堂島・回へ。

10月5日(金):京都の営業担当・平井氏と京都市内の酒販店・レストランへ営業周り。上賀茂・高間酒店−西大路三条・ワインクレージ−祇園・カーララガッツァ−三条木屋町・京都ネーゼ−四条烏丸・サンタマリアノヴェッラ−手洗水町・フローイングカラスマ−室町通四条・カフェルコラを訪問。京都は地名が素敵である!今日はなかなか密度の濃い営業だった。

営業終了後、京都から夙川へ移動して、午後7時半からアルテ・シンポジオにて夕食。7月にイタリアに来ていたモトックス社営業・安井氏と神戸でイタリアワインに注力をしてくれている酒販店センチュリー・藤原氏からのご招待!ワインは特別に持ち込ませてもらったようで素晴しいラインアップで食事が出来た。また、当然に料理もかなり気合が入ったもので美味しくいただいた。やはり日本のイタリアンはレベルがムチャ高い。

10月6日(土):アルトリヴェッロの伊東氏と大阪市内営業。輸入免許は下りたが実際のワインが輸入されるまではまだ先であり、実働している訳ではないので訪問先も限られる。今回は大阪ではレストラン卸の専門であるエノテカビアンキさんと、モトックスの営業でも懇意にしてもらっているグローリアスさんを訪ねる。まだ会社を起こしたばかりでもあり、伊東氏にとってはかなり意義のある営業だったと思う。夜はモトックス営業の市橋氏にお願いをして北浜・オッティミスタを予約してもらい、友人1人が加わり4名でディナー。その後、堂島のアマローネへ移動して2次会。

10月7日(日):大阪から広島へ移動。広島を訪ねるのはなんと12年ぶり(たぶん?)である。今回の広島行きであるが、2002年に私がサイト立ち上げ1周年記念として企画した西新宿・あるもにあでのワイン会に広島より来てくれた新矢氏と広島でのワイン会を実現させるためである。新矢氏とはこの間、お互いに連絡を取り合い、また、東京でのワイン会にも顔を出してくれたりで、イタリアワインを通してお付き合いをさせてもらっている、私にとっては大切な友人であり、このように新しい友人が出来て広島を再訪するとは、人との出会いは素晴しいものである。氏の計らいで瀬戸内の新鮮な魚介を食べさせてくれる基町・華ぶさにて夕食。身重の奥様も同席してくれて私の妻も楽しいときを過ごせたようだ。ワインも新矢氏が用意をしてくれて和食+ワインでひじょうに満足だった。その後、気合を入れてホテル近くの広島風お好み焼きへ・・・。

10月8日(月):連休の最終日、新矢夫妻と広島の世界遺産・宮島を訪問。日帰り温泉と穴子料理を楽しませてもらう。路面電車に乗り、温泉に浸かり、のんびりと過ごすことが出来た。夕刻に市内に戻り、夜は新矢氏のイタリアワインの仲間とメインのワイン会!広島では唯一、イタリアワインも充実している横川新町・リカーミトモにて、12名での会となった。ワインは新矢氏のプライベートコレクションが提供されたが、かなり気合の入ったセレクトで私たちにとっても最高の夜となった。新矢氏はさすがに飲みすぎたようで、予定していた2次会は無しとなったがほんとうに感謝をしたい。

10月9日(火):午前中遅くに新矢氏と会い、広島でもかなりマニアックな料理であるホルモン天麩羅を食べに連れて行ってもらった。この料理は友人であるカメラマン・所氏からもよく聞いており、ひじょうに興味を持っていたものだ。事前に数店舗を味わってから、選んでくれた店に行ったがランチタイムを過ぎた1時半でも店はひっきりなしに来客がある、地元の名店なのであろう。スタッフはオバちゃんばかりで、揚げ方は年季の入ったオバアチャンだった。ここではホル天にうどんが定番のようで、これに内臓のおでんを付け合せて食べる。東京で言うところの「上ミノ」が美味しく、また、レバーもなかなか濃い!かなりディープな食堂だった。昼食後、広島駅まで送ってもらい、私たちは京都へ移動。当初、京都は2泊の予定だったが、2日目のディナーがキャンセルになり、1泊へ変更。懇意にしているご夫妻宅に、夫妻の友人を招き6名での会食。ご主人が味付けをする「鳥すき」を堪能する。いつも有難うございます。翌日、昨晩のお礼を兼ねて夫妻を訪ねたが、また昼食をご馳走になってしまった。夫妻は堺町通三条にて漆家具の卸・販売をされているが、近所にカレーの美味しい店があるので、と言われ訪問。京町家を使った味のある店で、名前を火裏蓮華(かりれんげ)と言う。滋味深い味わいのカレーで、探していく価値は有るでしょう。場所は柳番場通・柳八幡町です。昼食後、3時過ぎの新幹線で東京へ戻る。

10月12日(金)−13日(土):朝8時の新幹線で仙台へ向う。モトックス社の営業もあるのだが、今回は仙台の名門デパート・藤崎さんでのイタリアフェア開催中の企画として、ワイントークショーに呼ばれたからである。これも「イタリアワイン最強ガイド」のお陰であり、私の紹介していたワインが少しは市場へと浸透した結果だと思っている。誠に有難いことである。実のところ、仙台は苦い思い出のある町で、私がまだワイン商として仕事を始めたばかりの頃の96年、何の伝手も無く、たまたま知り合った人の紹介でこの辺りに本社があるワイン輸入元を訪問したことがあり、早朝から東京−仙台、事務所で1時間待たされ、挙句に15分で商談を打ち切られたことを思い出す。帰路、昼に食べた牛タンの味は今でも忘れられない(笑)!

12日はモトックス社営業・和田氏との得意先周り。仙台は小売=酒屋でのワインの動きが大きくないので、業務卸に強い酒販を2軒、レストランを2軒訪問。その後、藤崎さんのイタリアフェアでワイン販売をしていた中塚氏と合流して販売補佐。午後7時半まで売り場に立つが、なかなか好調な動きだった。売り場に行くと山本会で面識の出来た、他者の営業さんもこのフェアに来ていて思わず嬉しくなってしまった。L社の秋元氏、H社の青井氏、地方の営業はそれなりに楽しい部分もあるだろうが、時間の制約・会社の方針などなかなか大変そうである。閉店後、藤崎の担当者2名と私たち4名で、市内のエノテカ・イルチルコロで夕食。ここでもなかなか美味しい料理で、広島でも感じたレベルの高さがあった。食事も終わった頃、地元の新聞である河北新報社の記者さんとイタリアの話で盛り上がり、彼はなんと同じ大学の同級生(学部違い)だそう。いやはや、ほんとうに世間は狭いのだ。

13日は午前10時に売り場に入り、1回目のトークショーが始まる11時半まで販売の補佐。11時半から約1時間の話をしてから、再び売り場にてワインの販売。話を聞きに来てくれた方たちがワインを購入してくれて感謝である。その後、2回目のトークショーが始まる3時半まで販売。午後は来場者が少なく残念だったが、それでも熱心な方たちがメモを取りながら話を聞いてくれていた。売り場に戻り販売補佐。この2日間での売り上げはかなり良かったらしい。仙台に来た価値が有ったようだ。午後7時半の新幹線で、中塚氏・和田氏と4人で戻るが車内でサンタマッダレーナを飲みながら、出張の成功を祝して打ち上げ!来年のフェアも参加できるようにお願いしておく。

今回の地方営業、東京から見れば商圏としてはかなり小さいらしいが、広島と仙台はともに100万人都市でありながら、ワインは総体的に動きが悪く、その中でも売れるワインはやはりフランスで特にボルドー。まだまだ濃い目のワインを好むそうで、次いでブルゴーニュと言うこと。他の国のワイン、イタリアを含めてどこも同じ程度らしい、団栗の背比べ。今回、この2都市に滞在をして、まだまだ自分のやるべき仕事があることを再認識した次第である。これからもどんどんと地方営業をかけて行きたく思う。


10月3日(水)
前回の日記は9月22日だった。それから約10日間、グルフィのオーナーであるヴィト=カターニア氏とずっと営業同行。彼は今日の午後成田からイタリアへ向けて帰国。私たちは再度、大阪へ移動で、その合間で日記の更新をしております。ちなみに明日はモトックス社の大阪試飲会があり、金曜は営業同行、土曜はアルトリヴェッロの伊東氏との営業同行が決まり、日曜から火曜までは友人・新矢氏を訪ね広島滞在、火曜から木曜まで京都滞在、金曜−土曜とモトックス社の和田氏・中塚氏との仙台営業があります。

昨日、新橋第一ホテルで開催された東京試飲会には700名超の来場者があったようだ。これでも随分と来場制限をかけたようだが、まだまだモトックスの勢いは止まってはいないようである。会場内のグルフィブースには、人の途切れが全く無く大盛況。かなりの本数のワインが空いてしまったが、その分の反応は十分に手応えとして感じることも出来た。これも数年来の努力の甲斐がありグルフィのワインも大分市場に浸透した結果でもあるだろうし、新たにグルフィの魅力を知った人も多かったことだろう。試飲会終了後、モトックス社の東京スタッフと新橋・トラジにて打ち上げ。久々の生ビールの美味い事!日本人で良かった、と思う瞬間でもあります(笑)。それから長兄・清水氏のグループと合流して、銀座三笠会館のヴィオラにてエスプレッソを飲んで帰宅。

今回、ヴィトが来日したのでグルフィの殆どワインだけを毎日のように飲んでいたが、多少飲みすぎても翌日は全く普通でアルコールが残る感じは無かったし、ほんとうに飲み飽きしないことに、今更ながら驚いている。ましてや、最近はビアンキスタを自称するほど白ワインしか飲まないが、グルフィのネロダボラはクリュの赤でもスイスイと飲めてしまう。ヴィトは自分のワインの特徴を、葡萄の生命力だと言っているが、ほんとうの事なのだろう。これだけ充実したワインを全種類で揃えられるワイナリーは、私の知る限りではかなり数が少ない。特に各クリュワインの個性たるや、他のネロダボラのワインには比較対象が無いくらいの素晴しさがある。シチリアよりもイタリア、さらにイタリアの枠さえを超えた部分でのグランヴァンとしての格が備わっていると思う。少し褒め過ぎと思われる方もいるだろうが、実際に自分の舌で感じ取ってもらえれば、私の言いたいことが理解出来ると思います。もちろん受け方はそれぞれだろうが、ダメだと思う人は、まず居ないでしょうね。それでは9月23日からの営業内容を列記していきましょうか(笑)!かなり凄いですよ。

9月23日(日):長兄・清水氏の計らいで彼の車での移動となる。渋谷東急東横店・本店訪問−横浜に移動してイルカリチェ−テンダロッソ訪問。石川町のリストランテ・グランドゥーカ訪問。モトックス社営業和田氏の結婚式2次会に参加させてもらう。ワインはもちろんグルフィ。私はビンゴで任天堂DSをゲット、ラッキーでした。

9月24日(月):三鷹・山本酒店−恵比寿ワインマートパーティを訪問。ピッツェリアドーロ新宿店にてグルフィワインディナーを開催。30名の来場者があり大盛況。グルフィのワイン哲学について語ってもらう。

9月25日(火):モトックス社・大橋さんと午後から営業同行、赤坂・ラスコリエラ−目白・田中屋(営業同行・宮道さん)−六本木・アモーレ訪問。渋谷・ピノサリーチェにてワインディナー。ここのシェフはシチリアのラグーザにある名店・ドゥオモでの修行経験があり、ヴィトとも懇意にしているとのこと。シチリア料理とグルフィワインのマリアージュを楽しむ。

9月26日(水):午前9時半の新幹線にて大阪へ移動。到着後、モトックス社・定藤さんと営業同行、天王寺区・グラナート−アメリカ村・オットーナにてセミナー開催−ワインショップ・グローリアス(ここから市橋氏合流)にて試飲販売−ピアノピアノ南船場店を訪問。少し遅めの夕食になったが、黒鯛のカルトッチョにネロイブレオ04の相性が抜群、皮の部分を焼いてから包んでいるとおもうが、皮の焼具合と塩加減が、ワインのミネラル質に調和していた。1日ひじょうに充実した営業だったとヴィトの談。

9月27日(木):この日はモトックス社・飯坂さんと名古屋の営業同行。リストランテ・クラッシコにてセミナーを行う。終了後、かわ村にて夕食。カウンター7席、テーブル席1つのかなり小じんまりした店内だが、料理は素晴しいもの。ヴィトは今回の日本滞在で最も印象に残った料理だったと言っていたほど。ワインとの相性も素晴しく、超を付けたいくらいお薦めの料理屋。カリカンティ04とネロバローニ01を合わせるが、ネロバローニ01の偉大さには驚いた。すでにグランヴァンの風格さえある。

9月28日(金):モトックス社市橋氏と営業同行。フレンチレストラン・ヨコオ−ワインショップ・タカムラ−ピアノピアノ本店を訪問。午後4時からモトックス大阪本社にて社員向けのセミナー、終了後に同社の倉庫へ移動して、検品作業を実地見学。私の妻がひじょうに評価している鮨・海力にて、平岡副社長と夕食。江戸前風の鮨とグルフィのワイン、白のヴァルカンツィリアよりも赤のロッソイブレオに軍配を上げたいほど、握りとの相性が良かった。

9月29日(土):休日返上の市橋氏と営業同行。ワインショップ・シラタキ訪問後、市橋氏の出身地である奈良へ移動。サンヴァンサンの試飲会−奈良学園前駅・壁の穴を訪問。壁の穴というとスパゲッティのチェーン店のような印象があるが、ここはフランチャイズ店で他店と異なる料理が出される。特に魚介を使った料理が多く、ワインの種類もこの手の店としてはかなり充実していることに驚く!市橋氏のイタリアワインへの情熱はこの店から生まれたようだ。店長への敬意も含めて、このような店が多くなることを望みます。営業終了後、奈良から京都へ。京都では友人・青木氏の仕切りでトラットリア・ダニーノにてグルフィワインディナー。京都の方は夜が遅くても平気なようで、午後8時から始まり、私たちが店を出たのはなんと午前1時半・・・。最後のメンバーが帰ったのは午前2時過ぎだそう、恐れ入ります。

9月30日(日):翌朝、生憎の雨ながら青木氏夫人の運転で金閣寺観光。昼食は河原町の河しげにてお弁当、ひじょうに滋味深い料理にヴィトも感激。3時の新幹線に乗り東京へ戻り、長兄・清水氏と再び合流、茅場町・和光にて貝づくしディナー。グルフィのワインとの相性は最高で、特に赤ワインが貝に合うことを発見する。茅場町から渋谷のインプリチトに移動して軽くワインを飲み帰宅。

10月1日(月):午後からモトックス社東京事務所へ。釣見氏と営業同行、丸の内・クラッティーニ−青山・サバティーニ−日本橋・マンダリンオリエンタルを訪問する。営業終了後、宮崎台・天麩羅の名店・美かさにてワインディナー。土井氏の名人技にヴィトも驚いていた。

ざっとこんな感じ。たぶん読んでいる人も疲れているのではないでしょうか・・・(笑)。この間の平均睡眠時間は約5時間だったので、さすがに目がショボショボです。今日は大阪へ移動後、イタリアワインバカを自認している森氏が店長を務める堂島のアマローネを訪問予定。また帰りが遅くなることだろなぁ。最初に書いたように大阪から広島−京都へと続き、東京への戻りは10月11日。ただし、翌日から1泊で仙台へ出張があり、更新は早くても14日になるでしょう。まぁ、14日もバッドヴィンテージクラブの総会(飲み会?)に出席予定で、どうなることやら。ここまで終われば少し時間的な余裕も出来ることだろう(と思う)。

そうそう、この間に文藝春秋社の江坂氏より「イタリアワイン最強ガイド」の増刷が決まったとの連絡があった。これで3刷目なので、やはり感慨深いものがある。今回の増刷に伴いヴィンテージ情報を少し手直しすることになったので、また購入してくれても嬉しいです(笑)。