日記


9月22日(土)
ほぼ10日ぶりの更新になりました・・・思ったとおりです(汗)。今日はシチリアから、ネロダボラという伝統的な葡萄品種に拘って、それだけで6種類ものワインを醸造しているグルフィ社のオーナーであるヴィト=カターニア氏が来日し、成田まで出迎えに行ってきました。氏は3年ぶりの日本です。ホテルに午後7時半にチェックインをしてから、これまた今日から特集ワインとしてグルフィを組んでくれた、渋谷のイタリアワインバー・インプリチトへ表敬訪問。長兄・清水氏が同席してくれて楽しい晩餐を過ごしました。ヴィトも久々に日本で食すイタリアンにかなり感銘を受けたようです。10時半過ぎに長兄の車でホテルまで送ったもらったのですが、東京タワーからレインボーブリッジと粋なドライブをしてくれて、ヴィトも初めて経験する夜の東京にまたまた感激!明日からの営業活動への活力になったことでしょう。

私はと言えば、帰国後の14日は午後から馬込・江上院の整体へ行き、それから恵比寿のイタリアワイン専門輸入商社・アルトリヴェッロの伊東氏へと顔を出して一緒に夕食へ行くことに。ちょうど私の45回目の誕生日でもあり、同じ恵比寿のピッツェリアドーロにて誕生会。伊東氏と奥さん、伊東氏との共通の友人である高橋氏、急遽お呼びした早稲田大学棒術会の顧問である中島先生&監督さんの6名でドンチャン!それから神楽坂のたまねぎやさんへ移動して更にドンチャンをしてしましました。

翌日15日−16日は山梨遠征で、16日は勝沼の原茂ワイナリーを訪問。東京・大阪から来たイタリアワイン好きと合流して葡萄畑や醸造施設の見学をし、それから敷地内のバーベキュー施設にて大いに盛り上がる。何故、勝沼の原茂ワイナリーを訪問したかと言うと、イタリアのワイン醸造の修行をしていた後輩である杉山氏が帰国後、ここでイタリア系の葡萄品種の栽培を始め、それを聞きつけた大阪のイタリアワインバカである森氏からの誘いがあったからです。私は東京からなのですが、大阪組はなんと午前5時過ぎの新幹線に乗り、午後4時過ぎにワイナリーを出発する、日帰り山梨ツアーを27名で敢行と言う凄まじい行動力。流石、日本のナポリの活力でしょうか・・・(笑)。杉山氏の案内で様々なイタリア系の葡萄品種を見てから、醸造設備や熟成庫を見学。同氏のワインに対する取り組みを聞いたり、今後の展望を聞いたりで、かなり有意義な訪問であったことは確かでしょう。これからの杉山氏の活躍を期待せずにはいられません。

17日−20日の4日間はモトックスの札幌試飲会を含めた営業同行で、北海道地区担当の中塚氏と札幌出張。今や札幌は西麻布並みのイタリアン激戦地である。昨年も感じたのだが、かなりレベルの高い料理を都内よりも約3割安で食べられる上、ワインも15%以上は確実に安い!夕刻に札幌入りしてから、はやしや商店の林津氏、はやしや商店のお客さんで北海道とイタリアのワインを愛するアマさん、中塚氏と私の4名でアッテさんを訪問。札幌のイタリアンを堪能してから、すすきののワインバー・WITHBARへ。翌日は林津氏とレストラン営業をして、夕刻から市内の酒販店営業。翌19日は2回目を迎える札幌試飲会。昨年は250名、今年は280名超の参加があり大成功!更に営業プッシュで翌日も酒販店・業務店へ営業を。夕刻のフライトで羽田へ戻り、午後8時過ぎに帰宅。今日は妻がイタリアから戻る日でもあり、夕食はいつものお好み焼きへ。

昨21日はアルトリヴェッロの伊東氏と横浜へ営業!関内にあるイルカリチェさんを訪問してから、テンダロッサにて昼食。恵比寿へ戻り私用で渋谷に行っていた妻と合流。ワインマート・パーティへ転職をした友人・高野氏を訪問してから帰宅。

ざっと書いてみたが、かなりの距離を移動して様々な場所で営業補佐をしているが、やはり営業は楽しいもである。明日以降も色々な出会いがあり、あっと言う間に時間が過ぎていく事だろう。どのような人と出会えるのか、ほんとうに楽しみだ。


9月13日(木)
8月25日以来の更新、9月5日の深夜にトスカーナに戻ってから、かなり忙しく日々過ぎてしまい、昨日12日のフライトで帰国の途につき、今日の午後5時半に成田着と、今は東京に戻っています。殆ど月に一度はイタリアと日本の間を飛んでいるが、慣れてしまうと別にどうってことなくなってくるし、時差ぼけも感じなくなる(笑)。今回の日本滞在はかなり予定がビッシリ!15−16日と大阪からの友人の誘いで山梨の勝沼・原茂ワイナリーを訪問。17日−20日と札幌出張。22日にシチリアからグルフィのオーナー・ヴィト=カターニア氏が来日し、10月3日まで同行。その間、名古屋・大阪・京都での営業がある。ヴィトは3日に離日するが、私たちは再度大阪へ移動し7日まで大阪滞在。その足で7日−9日と広島、9日ー11日と京都、12日−13日と仙台出張である。こんなスケジュールだから、今後の更新も滞ることだろう・・・。

ちなみに8月は26日の夜行フェリーでサルディニアに入り、27日から9月1日までヴィラシミウス、それからマッダレーナへ移動して4日にトスカーナに戻った。南のヴィラシミウスは素晴しかったが、北のマッダレーナは今三つくらい。景観はどこでもキレイだが、コスタスメラルダが控える北サルディニアは、観光ズレしていてホスピタリティが最悪だった。何事も経験をしなければ分からないが、あまりお薦めが出来る場所ではないです。サルディニアから戻ってからの約1週間、北イタリアへ2回ほど日帰り(ロンバルディアとヴェネト)したりでかなり慌しく過ぎてしまった。また、ラグビーのフランス・ワールドカップが始まり、8日−9日はずっとTV観戦。11日は散髪、ミケーレ夫妻とスカッチャペンシエリにてディナーでした。

それにしても昨日の安倍首相の辞任、ほんとうにタイミングの悪い発表だと思うけど。これで円がまた下がるんだろうなぁ・・・。


8月25日(土)
久々の更新だが、この数日間は天候が優れずに雨が多い週だった。雨が3日も続くと収穫に影響が出そうな感じでもあったが、昨晩から天候が回復して今日は1日真夏日!夜になっても気温が下がらずに、イタリアに戻ってから初めての熱帯夜(?)となった。と言っても、もう夏もそろそろ終わりだな・・・。

この数日間の天候の悪化で、収穫の方も少し間が開くと思われる。トスカーナでも先週末あたりから白葡萄の収穫が始まり、ある程度の収穫が終わったワイナリーもあるだろう。これからはメルロ(赤葡萄では一番早く熟成をするので)の収穫準備に入っているはず。来週は天候も戻るようなので、これからが収穫の本番だ。今週は22日にピサのワイナリーを2軒(バディアディモローナとサンジェルバジオ)、23日にボルゲリのワイナリー(チェラルティ)を訪問。今年はひじょうに良い状態で推移していることを再確認した。あと2週間が勝負となるだろう。

私たちは明日26日の夜にサルディニアへ出発。少し遅い夏休みとサルディニアの情報収集である。トスカーナへ戻るのは9月4日なので、それまでは全ての更新が出来ませんのでよろしくどうぞ。


8月17日(金)
殆どのワイナリーが夏期休暇に入っているので、ワイナリー相手の仕事は全く出来ないが、9月下旬にグルフィのオーナーが来日する事もあり、その準備のための事務仕事が多い。まだ先の事なので時間に追われることも無いが、段取りをしっかりしておかいなと後々問題が発生する事が多い。今日の夜は毎年恒例のチェチナラグビー部が開催するフェスタディコッツェへ、ミケーレ一家とチェチナラグビー重鎮であるイギリス人・スティーブの友人夫妻と出掛ける。イギリスからのお客さんと言うことで、久々に英語を話さなければならず、イタリア語と英語のごちゃ混ぜでの会話となった。自分の英語も思ったほどは錆付いておらず一安心、といったところだろうか。ミケーレ一家は19日の日曜日から2週間のアメリカ西海岸旅行、パヴィアに住む友人達家族と夏休み旅行である。2月のモルディブ、8月のアメリカと今年は大奮発である。気をつけて行ってきて欲しい。

明日はイタリア−日本のラグビーテストマッチが、イタリアチームが合宿をしているアオスタ州で開催される。順当に行けばイタリアだろうが、今日スティーブと話をしたところでは、イタリアチームはBKが今ひとつで、日本にも十分に勝機があるだろうと言っていた。ぜひ、ジャパンには頑張って欲しいと思う。


8月16日(木)
昨日、今日とのんびりと過ごし、夜はミケーレ夫妻と共通の友人夫妻の6人でスカッチャペンシエリでディナー。さすがにヴァカンスシーズンで、完全に満席状態だった。料理はいつものように新鮮で美味しく、今日は6人だったのでワインも3本開けることが出来、ひじょうに楽しい食事だった。アルドの息子が腕を骨折していて、娘がアルバイトをしているが随分と板についていたように感じた。お父さんの腕が治っても、続けて働けば人間形成にも役に立つだろう。

こちらで衛星のニュースを見ているが、日本は無茶苦茶に暑いみたい。この暑さの前に離日をしたので本当にラッキーだった。今年のイタリアはひじょうに良い夏を迎えており、日中はもちろん35度を越える事もあり、日本同様に暑いのだが夜になると気温が下がり、モンテスクダイオは20度近くまで下がる事がある。よって、この時期でも夏用の羽毛布団を使っている。モンテスクダイオだけではなく、大抵の地域でこのような気候になっているようで、今年のイタリアの葡萄収穫はかなり良くなりそうである。

今年は葡萄の開花が2−3週間早かったので、収穫もそのまま前倒しになっており、すでに白葡萄の収穫が始まった場所もある。このままあと1ヶ月、雨が降らなければ昨年を越える素晴らしい収穫になる地域が出てくることだろう。皆さんもしっかりと情報を見極めて欲しいと思う。最低の収穫と言われた2002年、最高の収穫と言われた2003年。今飲めばどちらが美味しいか分かると思うが、一方的な情報だけを鵜呑みにするのは止めた方が良いでしょう。


8月14日(火)
無事にイタリアに到着。今朝は7時に起床して成田空港へ。12時25分発のルフトハンザ便でミュンヘン、定刻通り17時45分に到着。機内では映画を3本見る(スパイダーマン3、ナイトミュージアム、パーフェクトストレンジャー)が、どれも時間を潰すには十分な程度に面白かった。到着後はラウンジでのんびりと読書。ピサ行きのフライトは21時、これも定刻で出発し、ピサ着は何故か30分も早くて22時10分。妻も少し早めに迎えに来ていたのでラッキーだった。帰宅後、荷物の整理をして0時過ぎに就寝。7時間の時差があり、今日は飛行機でも殆ど寝ていない事もあり、ほぼ24時間起きていた事になるか・・・。

今回はルフトハンザを初めて使ってピサ−ミュンヘン−成田を往復したが、全く時間のズレが無くて快適なフライトだった。ミュンヘン空港での移動もひじょうに少なくて便利。いつも利用しているピサ−パリ−成田に比べると、かなり楽だったように感じる。このあたり、ドイツとフランスの時間に対する考え方が違うようにも感じるが・・・。これからはルフトハンザへと利用会社をシフトして行こうかと思う次第。


8月13日(月)
午前中は部屋の掃除と洗濯。スーツケースのピックアップを待ってから、打ち合わせのために恵比寿へ。7時前に恵比寿を出て、今日は銀座にて4名で会食。メニューはすっぽんのフルコースで、かなりレベルの高い料理内容だった。どうでも良いことだが、私は大学5年生の時に親戚が経営していたすっぽんの養殖場でアルバイトを約1年した経験が有り、そこそこの知識を持っている。

すっぽんのコースは大抵が同じ感じで、まずりんごジュースで割った血から始まり、にこごりや刺身(今回は湯引きした肉)・唐揚が供され、〆には鍋となる。今回は牡の固体が供された。すっぽんの鍋は本当に美味しいです!おそらくスープの質は、数ある鍋料理の中では一番でしょう。まぁ、それなりに高価ですが、滋養強壮には抜群の効果があります。夏バテしそうなこの時期、ぜひお試しあれ。食後は友人M氏と三笠会館のバールにてワインを軽く飲んで帰宅。

帰宅後、明日の出発前にけっこう溜まっていた事務系の仕事があって、就寝したのは午前3時近くだった。


8月11日(土)
朝から昼過ぎまで、妻から頼まれていた買出しを色々と。亀戸−錦糸町とかなりの距離を歩き回った。それから6時に半蔵門へ、京都からの友人・青木氏と会食。彼は私の交友関係者では異色の職業の持ち主で、受験の殿堂・代々木ゼミナールで現代国語の講師をしている。かなりの有名講師なので、ほんとうに忙しい人である。知り合って2年ほど経つが、やっとお互いの時間が合って東京での会食となった。

東京での会食と言えば、やはり私のホームである半蔵門のエノテカドーロ。彼も初めてなのでちょうど良い。2次会も決めてあったので、前菜とパスタにワイン1本。料理の質、ワインの品揃えと価格、随分と感激をしてくれたようでほっと一安心でした。9時過ぎに半蔵門を後にして神楽坂・たまねぎやへ移動。ここはずっとご一緒しましょう、と言い続けたが、刺身とカマ焼きで日本酒。始まりは10時近くだったが、いつものように店主とドンチャンが始まってしまい、気がつけば3時近く。青木氏、東京で仕事をされる時は、飯田橋に住んでいるので徒歩で帰宅された(と思う)。私はタクシーにて帰宅する。日曜は一日、休みと決めていたので気合を入れて飲んでしまった・・・。が、全く二日酔いはしませんでした。やはり良いお酒はペースさえ守れば大丈夫、と言うことだろう。青木さん、最後までお付き合いいただき有難うございました。また次回、宜しくお願いします。


8月10日(金)
イタリア帰国前に、1時半から馬込の江上院にて整体を。先生と色々な話で盛り上がり、楽しくて気持ちの良い時間を過ごせた。帰宅して事務仕事、午後7時半からの浜松町の暑気払いの会に参加。今日は友人11名と盛り上がる。前菜盛り合わせ、パスタ2種類、メイン2種類、ドルチェまでと、10種類のワインを堪能。これで1人8000円は、やはり破格な金額ではなかろうか。本当に懐に優しい店である。明日から夏季休暇に入る企業が多いと思うが、僅かに5−7日間。イタリアはほぼ3週間の夏休み。せめて10日は休んでも良いんじゃなのかなぁ・・・と思ってしまう。日本人、頑張れ!


8月9日(木)
今日は午後に富山から戻り、帰宅してからリアルワインの試飲で吉祥寺へ。イタリアワインの3回目(最終回)だったが、急遽、南仏の有料生産者であるブルーノ=デュシェンが4本入り、これにイタリア11本の変則リストとなっていた。2年前の試飲でデュシェンのワインをひじょうに高く評価した記憶もあり、高評価の05年と言うこともあり興味深く試飲をすることが出来た。これで今回の帰国目的であるリアルワインの試飲も全て終わった。富山で昼食にラーメンを食べたこともあり、今日は恒例の試飲後のラーメンは中止、速攻で帰宅する。家に帰ったのは11時過ぎ、富山を出るときに浅野氏からお土産に貰った名産品・高芳の「鱒の寿し」を食べる。彼の話では最近はコスト節約の為に、かなりの割合でサーモンが使われているらしいが、この高芳は昔からの伝統的な造りを変えずに頑張っているそうだ。富山産の鱒が高騰してしまい、他県ではあるが国産の鱒が使われているそう。魚はかなりオレンジに近い色合いでデリケートな味、酢が控えめの米との相性も良く、丸々1つを食べてしまいました。本当に美味しかった!

出発前に食べたラーメンは、富山人の心の故郷・・(浅野氏曰く)と言われる大喜・根塚店に連れて行ってもらった。戦前から市内で営業していた大喜の、唯一の暖簾分けを正当に受けた店で、じつはフランチャイズ経営の大喜もあり、そことは一線を画したラーメンである。富山ラーメン戦争、とでも言うべきだろう(笑)。地元では有名な話と言うこと。大喜・根塚店は1種類のチャーシューラーメンのみで、それが大と小。ライスを頼むか、どうか、の違いで、地元の方は入店すると同時に、「大・小・ライス」のいずれかを頼む。注文を取りに来てはくれないのだ。スープは魚系のダシ+醤油ベースのシンプルな味付け。東京で言うところの支那ソバを少し濃くしたような味わいである。浅野氏が気を利かせてくれて「大・ライス」を頼んでくれたが、麺・チャーシュー共にかなりの量で、私はライスを半分残してしまったほど。初めての食事であったが、なんとなく懐かしいような気分にさせられた。ちなみに小・800円、大・1200円とこれは少々高いかもしれないが、頑固一徹の親父が作る、気合の入った富山ラーメンである。

昨日から富山に行ってたのですが、地元ではかなり情熱を持ってワインを扱っている友人・浅野氏を訪ねてきた。2年ほど前に知り合ったのだが、富山市内の酒類業務卸に勤めている熱血青年である。訪問理由は、新しく立ち上げた輸入元・アルトリヴェッロを知ってもらうこと。まずは私のコネをフル活用(笑)だ。昼過ぎに富山入りをして、まずはフィオーレ・ディ・ファリーナという、富山では20年の歴史のあるイタリアンで昼食会。私たち3名に、これも以前から親交のあるクオーレというイタリアンのオーナー杉浦氏も同席してくれた。このところ、イタリアン続きではあるが、所変われば品変わるの諺通り、地の食材を使った料理はかなり美味しいものだった。北陸と言えば富山湾で取れる魚介類である。昼食を終えた足で市内のイタリアンへ営業活動、イル・デスコ、浅野氏の本社予定地(定温倉庫を建設中)を見学してホテルへ。6時半にホテルを出て、ワインバー・51(チンクエンタウノ・・・スペイン語)に立ち寄り、予約をしてくれたトラットリア・ヴィヴァ・ラ・ヴィタへ。レストランでは浅野氏のクライアントでもあるイタリアン・プリモフィアットのオーナー柴垣氏も同席してくれた。料理はワインに合わせられるような肴的なお皿も多く、前菜からパスタ・メインと小気味良い料理の連続だった。ワインの値付けも正しく、かなり安く感じるのだが、聞くところによるとお隣の石川県(メインの消費地はやはり金沢らしいが)は、富山よりも更に安いそうだ。夕食を終えて〆にはワインバー・デュエにお邪魔する。2ヶ月ほど前にご夫妻で開店をしたまだ新しい店だが、すでに常連さんが付いているようで、ここもワインの値付けは素晴しい!地域格差を多少考慮しても、都内近郊の店にももう少し頑張って欲しいと感じてしまう。最後に店を出たのは午前1時過ぎだった。


8月7日(火)
先週半ばにモトックス社・平岡副社長からミーティングの連絡が有り、今日の昼に外苑前の東京オフィスを訪問。同社近くに新しく出来たリヴィエラというイタリアンでランチを取る。今日も朝からかなり暑く、冷製パスタのランチを食べるが、けっこう美味しい味付けだった。店内も広くテーブル間のスペースもゆったり目、接客もしっかりとしていてかなり好印象。一度、このようなスペースでイタリアからの来客があった時に、ワインディナーでもしてみたい。話が終わりオフィスに帰り、ちょうどミニ試飲会が行われていたことも有り、20種ほどを軽く試飲をしてから移動。じつは私の菩提寺が青山にあり、久々に父親の墓と祖父母の墓をお参り。こう見えても先祖は大切にしている方だと思う。お寺を後にして恵比寿に移動。アルトリヴェッロで打ち合わせをしてから、恵比寿から近いのでインプリチトを訪問。軽くプロセッコを飲み帰宅。9月に来日するグルフィのオーナーを連れて行くことを伝えた。今の予定では9月22日、25日が有望です。


8月6日(月)
午前中は事務仕事や洗濯などをこなす。午後4時過ぎ、新しく輸入元を立ち上げた京都からのお客さんとの打ち合わせの為に新橋・汐留へ。1時間半ほどホテルで打ち合わせを終えて、久々に新橋・ピッツェリアドーロへ移動。店に入って驚いたが、新宿で店長をしていた堀田氏が統括店長として新橋店に戻り、一度退社をした伊藤氏も復帰していて、昔馴染のスタッフが戻ってきたような、昔懐かしさを感じてしまった。月曜なのにほぼ満席、ワインもしっかりと動いている様子。少し問題が有ると感じた料理の出方やスタッフの接客も大分改善がなされたようで、以前のような活気が戻ることだろう。同席した方もワインを含めて満足をしてくれたようだった。それにしても2人で3本のワインは拙かったような・・・(笑)。久々に飲みすぎたが、まぁ、美味しいワインは、やっぱり美味しいのだ!


8月5日(日)
昨晩の山本会ではしゃぎ過ぎて、今朝はのんびりと遅くまで寝てしまった。今日は夕刻から超久々に実家のある辻堂に行き、母親と妹夫婦の家族と食事会。ほぼ4年ぶりの再会となる妹には3人の子供がいて、皆、私のことを覚えていなかった(笑)。まぁ、当然といえば当然か。

とりあえず、皆元気でやっているようで一安心。今度は妻を連れて戻ることを約束して別れた。会食をした場所は辻堂ではなかなか美味しい鮨を食べられる駅前の店。私よりも1つ年下のご主人(たしか小−中と同じ学校)には、持込をさせてもらったワインを少し飲んでもらい、これからはお酒の選択肢として、辻堂のような田舎町でもワインを出してくれるように頼んできた。しっかりとワインを出してくれるようになったら、店の宣伝をしようかと思う。


8月4日(土)
昨晩に引き続きイタリアンでの会食。今日は恒例の山本会が前回も出席をさせてもらった、五反田のカンティーナセンプレにて開催された。会のテーマは試験に出そうな単一品種だったが、私は試験と言われてもよく分からないので適当に、シチリアのピノネロをイタリアから持ち帰って持参。

このピノネロは以前にも少し触れたことのあるグルフィが造っているもの。ヴィンテージは03年(初ヴィンテージ)だったので、色が濃い目で少し酸が低く、果実味の方が勝っており、どうにもピノネロの印象は少ないようだった。同じ品種でも「所変われば品変わる」、ということだろうね。会が終わり2次会は、これも前回同様に駅前のわたみん家へ。ワインを飲んだ後でも、この時期はビールが本当に美味しく感じられるし、肴も安くて美味しい。


8月3日(金)
週末には町内会のお祭りがあるので、ここ暫くは朝から笛や太鼓の音がうるさくて、早くから目が覚めてしまうことが多い。特に私のマンションの前の公園が基地になっているので、余計に人が多く集まり、大声をだす人もいて大変だ。考えてみればこの時期に日本にいるのは99年以来なので、お祭りは少し新鮮な感じがする。これが日本人の心、ということだろうか。

夜は半蔵門のエノテカドーロに、懇意にしている先生方に呼ばれて夕食をご馳走になる。1人は9月からシエナでイタリア語の勉強をし、サンジェルバジオのアグリツーリズモに泊まりながら、収穫の様子を見るそうで、収穫の手伝いもするとのこと。なかなか気合が入っていて頼もしい。もともとはアメリカに対してご自身の興味があったそうだが、この3年くらいでイタリアへの情熱がアメリカのそれを越えてしまったらしく、自分の暮らしの楽しみはイタリアとの関わりにあるようで、個人的にもそれは嬉しく感じる。また、9月にイタリアでの再会を約束して10時過ぎに別れた。


8月2日(木)
昨日同様に午前中はレビューを書き、午後は恵比寿へ。打ち合わせをしてから、日曜日に久々に実家に帰るので、お土産でワインを買いに三鷹・山本酒店に向う。木曜日は基本的に定休日なのだが、無理をして開けてもらい4本買わせていただいた。それから吉祥寺へ向い、リアルワイン誌の試飲。今日はイタリアの日で、トスカーナの赤を15本試飲する。出されたワインはかなりレベルの高い物が多く、90点以上つけたワインが8本と、私としては高く付けすぎたような気がする・・・。まぁ、ツボにはまっていた、と言うことか。試飲後、若旦那と駅前のラーメン屋で遅い夕食。この時期、暑いのでワインの動きはそれほど多くないが、比較的に好調のようで一安心だ。


8月1日(水)
午前中はリアルワインのレビュー書きをして、午後からは恵比寿にて打ち合わせ。3時過ぎに恵比寿から勝どきへ移動して倉庫業者と打ち合わせ。終了後は銀座に戻り、三笠会館のヴィオラにてエスプレッソを。ここのエスプレッソは立ち寄っても飲む価値はある。夕食は昨日に引き続き外食だ。浜松町のエノテカドーロ系のオンニジョルノにてピザを食す。ここはイタリアのバールの雰囲気があるので気軽な食事にはもって来いである。特に前菜の盛り合わせは、5−6皿が供されるので、女性ならこれだけである程度の満足が出来るはずだし、なかなか美味しい。私は大好きなカラブレーゼ(青唐辛子とサラミのピザ)で満足。昨日も帰宅が遅かったので8時過ぎと早めに帰宅をする。


7月31日(火)
昨日、リアルワイン誌の徳丸編集長から急遽の試飲の依頼があり、2日続けて吉祥寺へ出掛けた。ローヌ、オーストリア、イタリアのウマ・安ワインを、赤9本、白本の計15本試飲。赤は全てローヌだったが、昨日のイタリアの赤よりも美味しいものが多かったような気がする。6本は自然派だったが、特有の硬さが感じられたのは1−2本で、それ以外は普通に美味しい赤で、自然派ワインも少しずつ様変わりをしているような気がする。イレギュラーな試飲だったので、終了後は少しスタッフ3名とコーヒーを飲みながら雑談。イタリアの自然派ワインの現状や、エージェントの仕事など話をした。こういう機会もたまには必要か。

8時から渋谷の焼肉の名店・ゆうじにて、友人秋山氏と所氏、千葉の八千代でイタリアンを経営している秋山氏の友人夫妻の5名で晩餐。焼肉はかなり久々で、前回もゆうじに来たはずだ。ホルモンを塩とタレ、肉を塩とタレ、〆の冷麺を食べてお腹一杯!ワインは特別に持込をさせてもらい、3本+今日の試飲の残りを4本。5名で1人1本換算だから、少々飲みすぎだろうか・・・(笑)。イタリアからの帰国後、外食は全くしていないので、身に沁みるほど美味かった!!開始が遅かったので店を出たのは11時半近く、帰宅したのは午前を回っていた。

帰りの電車は山手線、総武線共にそれほど混雑は感じられず、日本もそろそろ夏休みなのだろうか?帰宅後、イタリアにいる妻と話をしていたら、殆どのワイナリーが既に休みモード、また、明日8月1日から夏期休暇に入る担当者も多く、8月一杯は殆ど仕事にならないだろう。何か問題が起きたら大変である(笑)。


7月30日(月)
昨日の参議院選挙の速報は大勢が決まるまでずっとTVで見ていた。不心得者である私は、選挙には行っていないが(未だかつて選挙に行ったことがない)、仮に投票に行っていれば結果どおりだっただろう。東京選挙区では川田龍平氏に入れるつもりだったし、比例では民主党のつもりだった。それにしても安部総理・・・ちょっと拙いんじゃないの?と言う感じである。流れから言って「解散・総選挙」を打ち出すべきなのに、総理継続・内閣改造とはお粗末。一体、大和魂はどこへ行ってしまったのだろうか・・・。

今日は午後一で馬込の江上院に伺い、かなり凝っていた体を整体していただいた。相変わらずに左の頚から背中にかけての痛みがあり少々キツイ。来週の金曜、イタリアへの出発前にまた行けることになり良かったと思う。馬込から一時帰宅をして、リアルワイン誌の試飲で吉祥寺へ。今回はイタリアのウマ・安を、赤9本白6本の計15本試飲。個人的には全体で低調な点数で、他のテイスター達も同様だった。

私なりに考えられる理由であるが、もともとイタリアワインはウマ・安が多かったのだが、昨今のユーロ高とワイナリーからの蔵出しアップによって、ウマ・安に納められることが出来なくなってきたからだろう。例えば(あくまでも例えば)今まで蔵出し約3−4ユーロで1500−2000円程度だった物が、2000−2500円近くになってしまい、1500円程度で売れるワインの蔵出しが2−3ユーロと下がっていることが挙げられる。このレベルのワインは、3−4ユーロのワインに比べれば、やはり味的に落差が有るわけで、単なる安いワインとしてしか日本市場には無かった。それが前出の様々な要因で扱いを始めるようになり、今回の試飲ような低空飛行になってしまうのだろう。

まぁ、このことはワイン商としての立場としてもなかなかキツイ状況で、本当に安くて美味しいワインを探し出さないと輸入元からソッポを向かれてしまうのだ。ヨーロッパがユーロに移行して5年になるが、この間でイタリアの全ての物の価格が上がり(税金・物資・人件費・・・)、それが全て上乗せになり、かつ、このユーロ高である。本当に困った状況に陥っていて抜け出せない・・・(涙)。


7月28日(土)
今日も朝はゆっくり目に起床。ここにはロメオがいないので早くから起こされることも無く、加えて、1人身なので全く好き勝手に寝ていられることは気楽である。久々に情報番組を見ていると、今日は隅田川の花火大会である。最後に浅草に花火を見に行ったのは5年ほど前になるだろうか・・・。自転車に乗って妻と見に行ったのだが、その自転車も今は処分してしまい一台も無い。

土曜は3時からのリアル試飲の為に吉祥寺へ。今日はボルドーの右岸を15本試飲した。このエリアは新興勢力的なワインの値段が高く、味わいのひじょうに濃いイメージがあるのだが、今日出されたワインは5000円を切る物で、ひじょうに洗練されているワインが多く、新たな一面を垣間見たような気がする。

テイスター同士で色々と話をしていると、ボルドーで価格が手頃なのは今日試飲した04年までで、05年はボルドー1級シャトーを皮切りに、有名な銘柄は殆どが04年の3倍近い値段で取引をされているらしい。いくら05年の収穫が近年稀に見るほど素晴しいとは言え、前年の3倍の蔵出しを出して良いものなのだろうか?そして、よく消費者はそんな価格でもワイン買うのであろうか?それが生産者・ブローカーを増長させて、やらずボッタクリで丸儲けが当たり前だと思わせることに気付かないのだろうか。もし、イタリアで同じことをしたら消費者からはソッポを向かれ、全く売れなくなることだろう。同じようにワインを扱う者として、このアンバランス加減には憤りを通り越して、呆れてしまうのである。

また、同席した輸入・卸の大手企業に勤めるテイスターからは、すでにヌーボーのマーケティングが始まっているらしいことを聞いた。ワインがまだ出来てもいないのに、である。一体、出来ていないものに対して、何を宣伝するのか、全く笑ってしまう。まぁ、これから収穫が悪くなっても、日本では確実にある程度の販売が見込める市場なので、フランス人からすればほんとうに良いお客さんなのだ。売り出す頃は、収穫が少しくらい悪くても上手い話をして売ってしまうんだろうなぁ・・・。もう少し、まともな神経を持っていれば、騙されずに済むのだが。

それにしてもボルドーと言い、ヌーボーと言い、消費者は何を求めてワインを飲むのか、飲みたいのか、改めて考えさせられる状況である。今、日本の有名デパートやワインショップには、中国や韓国からの富裕層がフランスの有名ワイン、フランスのパーカーポイントが高いワイン、を買い漁りに(買い求めでは無く、買い漁りに)来ているそうだ。一度に数百万を支払うことはザラに有るらしい。このユーロ高でも有名なフランスワインは、高ければ高いほど売れるような状況みたい。その割を食うのはもちろんイタリアである。可処分所得の低い我々には、ワインに対して一度の使える金額はそう多くはないだろう。以前は高級ワイン2本買えるならば、フランス1本、イタリア1本だった感じが、ワインの高騰でどうしても1本しか買えなくなると、フランス1本となってしまっている現状だ。

もし、私がフランスワインのエージェントをやっていて、扱っているワイナリーが一つでもパーカーポイントが96点以上付いてしまったら、たぶんポルシェくらい買える事だろう。イタリアワインでは、パーカーポイントが100点付いたって、ポルシェが買えない現状を考えると、世界のワイン市場・消費市場がまだまだフランスに偏っていることが分かりますよねぇ。別にポルシェが欲しい訳ではないが、そろそろ別の道も考えた方が良いのかなぁ(笑)。

追記:
アジアカップ・日本VS韓国のゲームはもちろん見てましたよ!それにしても日本チームの覇気の無さは一体何なのだろうか。負けるときは、いつもいつも同じ理由の繰り返しだ。「形は出来ているからあとは決めるだけ」、形を作ることが一番大切ではなくて、決めることが一番大切なのだ。特に韓国は日本に対しては異常な感情を持って、様々なゲームに望むことだろうが、たぶん日本のチームはどんな相手に対しても同じような感情で臨んではいないだろうか。よい言葉に置き換えれば「平常心」であるが、それではダメな何かがあるはず。

最後のPK、私は遠藤か、羽生が外すと予想したが、全くその通りになって驚いたし、それで負けてしまうとは・・・。なんとも歯がゆい結果だったが、思ったとおりになってしまい残念でならない。古い話で恐縮ではあるが、スラムダンクの桜木花道のような、今のジャパンには「断固たる決意」が欠けているような気がしてならない。


7月27日(金)
昨日は定刻に成田空港に到着。さすがにドイツ・ルフトハンザである!ピサ発のフライトはドロミティエアのプロペラ機、今時かなり珍しいような・・・。以前にパリ−ピサ間を飛んでいたガンダルフもプロペラだったような気がするなぁ。ドイツはミュンヘンからのフライト。大抵のフライトがフランクフルトに着くが、ミュンヘンは新しく、少し小さいだろうか。ただ、真新しくひじょうに清潔感のある空港だった。最近は機内で、映画を1本は見ようと思っているが、今回は日本映画で「フラガール」を選択、まぁ、普通に楽しめる映画でしたが、ちょっとストーリーが今一だったかな。

成田には定刻(午前10時半)に到着で、荷物も早く出てきたので昼過ぎに帰宅出来た。それから部屋の掃除をしてしばし休息。6時半過ぎに試飲のために吉祥寺へ。今日の試飲はイタリア・トスカーナの15本だった。日本に帰るまでずっと良いワインの試飲をしていたので、出された15本は極少数を除き、今ひとつダメな感じで少々辛口の点数になってしまった。試飲を終えて11時過ぎに帰宅するが、時差ぼけ調整のために就寝時刻を遅らせ、午前3時過ぎに床についた。

今日は朝10時まで熟睡をし、11時半過ぎに打ち合わせのために恵比寿へ向う。色々と話が多くて、昼食をはさみ、恵比寿を出たのは7時半。途中、錦糸町・ヨドバシカメラに寄ってスカイプ用の小型カメラを購入。これでイタリアにいる妻とはTV電話となった。それにしても便利な世の中になったなぁ。


7月24日(火)
昨日同様の事務仕事をこなして、10時半にホテルへ迎えに行く。モンテスクダイオからグアルドデルレのあるスヴェレートまでは約45分。11時半近くに到着して、オーナーのニコ=ロッシとワイナリー周辺の畑を見学。ボルゲリやリパルベッラに比べると、葡萄の色付きも早く、サンジョベーゼはもう紫色で、果実にはけっこうな甘みがあった。カンティーナを見学して、オーナー家族と昼食をとりながら、今日は彼らの全アイテムを試飲させてもらった!白3種類、ロゼ1種類、赤4種類、甘口ワイン1種、グラッパ1種と、まさにフルコースである。

グアルドデルレは、スベレートでは最も古い家族経営のワイナリーで、今のオーナーが3代目。日本ではそれほど知られていはいないが、この地域では最もCPの高いワインを造っている上に、殆どのワインが単一葡萄から造られている。マッキオレの前オーナー・故エウジェニオは、スベレートではグアルドが一番良いワインを造っている、と口癖のように言っていた。市場的にはお隣のトゥアリタの方が有名になってしまったが、個人的にはこちらのワインの方が良いと思っている。理由は私が重要視するワインのCPと、オーナー自身が畑作業に携わる事を実践しているからだ。

さすがにこれだけの数を試飲するとなると体力勝負。かつ、食事もしなければならず、全てを終えたのは3時に近かった・・・。ワイナリーを後にして、モンテスクダイオに戻る。私は明日朝のフライトで日本に帰国するので、5時に散髪に向かい、6時過ぎにビッボーナでのアポイントを終え、7時近くに帰宅。さすがに数日間の外食のせいか、食傷気味で彼らとの最後の晩餐は自宅で取る事にした。妻がジェノベーゼのパスタを作り、あとはトマトサラダに山ほどあるチーズのストックから、シチリア・フリウリを選びメインとした。それにあわせて、彼らのリクエストでカンティーナからワインを選び、4人で楽しく食事が出来た。明日は午前8時にホテルへ行き、彼らをピサ中央駅まで送り、日本へ帰ることになる。2人はそれからフィレンツェに土曜日まで滞在して帰国するそうだ。

私は明日のフライトで帰国。予定通りにフライトが進めば、木曜の朝に成田に到着するが、夜にはリアルワインガイドのイタリア試飲に参加予定。それにしても今回の滞在は、あっという間に過ぎてしまった約1ヶ月だった!


7月23日(月)
朝も早くに起きてから事務仕事。その後、11時にマッキオレを訪問する。今日はチンツィアが完全に一緒に動いてくれたので、訪問してくれた2名も満足してくれたことだろう。マッキオレでは今年の葡萄の動きが例年の全く違うので、畑ではこの時期には終わっているグリーンハーベストや葉の手入れを行っていない畑がかなり多い。彼女は「時期的な通例だけで畑の手入れをすることは間違っている。常に葡萄の状況を見て、それに適応した手入れをしなければならない。今はまだその状態では無い」と言っていたが、本当に素晴らしい言葉である。一緒に他の生産者の畑を幾つか周ってみたが、殆ど全ての畑が手入れ済みであった。それぞれの生産者の考え方も有るのだろうが、このまま気候的に推移すれば、07年のマッキオレは間違えなく素晴らしい収穫となることだろう。

試飲は05年ボルゲリDOC、03年のパレオ、スクリオ、メッソリオの4種類を試飲したが、やはりクリュの03年は過熟を感じさせない、しっかりとした酸がワインに十分な奥行を与えており、素晴らしいパフォーマンスを見せた。特にスクリオは今でも十分に美味しく、特に香りの開きは華やかである。パレオとメッソリオはまだまだパワフルで、真価を発揮するまでは数年かかるだろう。ワイナリーの試飲室での食事も美味しく、それを終えてマッキオレを後にした。

同行している2名を一時ホテルに送り、家に帰ってから再び事務仕事。6時過ぎにルカ=ダットマのワイナリー・ドゥエマニがあるリパルベッラに向う。私自身、彼の畑を見に行くのは5年ぶりだろうか・・・。ルカはTVの取材が急に入ったと言う事で、奥さんのエレナとチェントロで合流して畑まで連れて行ってもらう。彼の畑はリパルベッラの丘の深いところにあり、全くの孤立状態なのでこの場所ならばバイオダイナミックを実践する意味がある。例えばランゲのように畑が密集している地域では、いくら有機やバイオと言っても周りが同じ環境で無ければ全く意味がない、と言うことだ。ここは約8haの畑にカベルネフラン、メルロ、シラーの3種類が植えてある。シラーのみアルベレッロで仕立ててあり、これはコートロティを真似ているそうだ。彼のシラーはロティからサンプリングしたシラーと言っていた。夕日を眺めながら、ドゥエマニの畑にいると周囲の景観も相まって、かなり感動してしまう。全く理想郷のようだ・・・。

畑にてドゥエマニ04を試飲してから、ルカと待ち合わせのレストランへ。リボルノの近く、カスティリオンチェッロの高台に作られたアグリツーリズモ兼レストランで初めての訪問だが、ティレニア海を一望する素晴らしい眺望。レストランはガラス張りでなんとも洒落た作りである。日も暮れた9時過ぎに到着し、早速、アルトロヴィノ05とスイサッシ04を試飲。同行の2名からルカに質問が飛び、食事を始めたのは10時近く・・・。前菜3品、パスタ1品、メインは2.8キロのチェルニアである。食事にはルカが大好きなシャンパーニュが3本。ジェラートを食べ終えてレストランを出たのは0時半過ぎ!再び、2人をホテルへ送り、帰宅したのは1時半を回っていた。それにしてもハードな1日だったが、ひじょうに充実もしていた。

今日は印象に残る日だった。チンツィアからは誠実さを、ルカからはロマンを感じ、自分の夢を実現させるために生きている2人を見ていると、自分もそのように人生を過ごしたいと思わずにはいられない。エウジェニオが生きていたら、と思わずにはいられなかった。


7月22日(日)
先週末から業務でイタリアに来ているモトックス社の安井君と、彼の顧客である神戸芦屋のワインショップ・センチュリーに勤めている藤原氏が今日プーリアからトスカーナに移動してくるので、午後3時にピサ空港へ迎えに行った。明日から3日間、モンテスクダイオに滞在をして、明日マッキオレ−ドゥエマニ、明後日グアルドデルレ、を訪問する予定。この数年、神戸へと営業に行った際に、いつかはイタリアで会いましょうと約束をしていたが、やっと実現をしたわけだ。

フライトは定刻に着き(アリタリア便としては非常に珍しい!)、空港からリボルノの海岸線を通ってモンテスクダイオへ。日本からの来客がモンテスクダイオに有るときは、必ずベッペ爺さん宅へと連れて行く。安井君はダリオ、藤原氏はステファノと命名された。ホテルに送り夕食まで休息してもらい、8時過ぎにチェチナに向う。晩餐は当然のスカッチャペンシエリだが、食事の前はミケーレ宅へ。アルトアディジェのスプマンテで乾杯。9時ごろにレストランへ移動、アルドはいつものように美味しく、話も弾み店を出たのは午前様。ホテルに送り、明日からの強行日程、気合を入れてもらった。


7月20日(金)
17日(火)から北イタリアを周ってきた。モンテスクダイオ−ボルザーノ。ボルザーノからヴェネト州ガルダ湖畔の町であるラチーゼをベースにして、プロセッコの中心であるコネリアーノに行き、また、ルガーナを訪問してきた。また、今日はヴェネトからトスカーナに戻る途中、キャンティクラシコへ足を運び、サンファビアーノカルチナイアに寄ってからモンテスクダイオに戻る、と言うかなりハードなスケジュールをこなしてきた。4日間の全走行距離は約1300キロ!いやぁ・・・、疲れました。

17日はモンテスクダイオ−ボルザーノの移動のみ。ただし、午後6時過ぎにチェントロに行った時、町の気温はなんと37度!だった。ボルザーノに泊まり18日の午前中はカンティーナ・ディ・ボルザーノにて打ち合わせ。慌ただしく昼過ぎにボルザーノを出発して、ガルダ湖半のアッフィへ向いトッファリを訪ねる。オーナーのマルコ=ビスカルド氏と打ち合わせを行い、18日から2日間彼の別荘に宿泊させてもらった(部屋からガルダ湖が見渡せる素晴らしい場所)。19日はマルコと一緒にプロセッコエリアのヴァルドッビアデーネ・コネリアーノのカンティーナを訪問。私はこのエリアのワインを初めて扱うのだが、ひじょうに素晴らしい畑が有る地域だった。今回、訪問したバルビノット社はひじょうにCPの優れたプロセッコを造っている。日本へはこの秋に上陸予定なので期待をして欲しいと思う。バルビノットのオーナーと昼食を一緒に取り、4時過ぎにワイナリーを後にしてマルコの提案でルガーナのワイナリーを1軒訪問する。

ルガーナは日本ではあまり知名度の無い白ワインだが、ひじょうに個性的な香りを持ち、思った以上にボディも強く、ある意味、ソアベよりもずっとユニークなワインである。本当にイタリアには無名だが、素晴らしいワインを造っている場所が多いと思わずにいられない・・・。小1時間で試飲を終えて、一時帰宅してから夕食へ。かなり疲れていたので近所でピザでも食べようと話をしていたが、あまりの暑さにマルコから少し丘の上の方にへ行こう、という提案があり車で移動。ヴァルポリチェッラクラシコの地域にあるサンジョルジョという町へ行き、ローマ時代から存在するひじょうに古い教会を見てから夕食。1人1品半しか食べていないが、ワイン代を含めて140ユーロ近い金額を請求されてしまい驚く!!こんな田舎のトラットリアでこの金額は凄いものがある。

マルコは今日、サンアントニオのアルマンドと一緒にドイツへ向った。彼も激務をこなす素晴らしい仕事をする。私たちはマルコの別荘から一路、キャンティクラシコを目指し、カステッリーナのサンファビアーノへ寄って、ロッコと打ち合わせ。2時間ほど話をしてからヴォルテッラを径由して帰宅・・・。明日一日の休養で、日曜から来客だ。私よりも妻の体力が心配になってしまう(笑)。まぁ、気合を入れて乗り切りたい!!


7月14日(土)
7月中旬、イタリアは上半期のセールスに突入する。不思議な事に州毎にセールスが始まる時期が異なり、先週末から始まった州や、これから始まる州もある。トスカーナは今日から始まる店が多く、ミケーレ夫妻と共通の友人1名の5人で、フィレンツェの郊外にあるThe Mallと呼ばれるアウトレットに8時半出発で出掛けた。チェチナからモールのあるインチーザまでは車で約1時間半、かなり気合を入れてショッピングである(笑)。パオラの仕事の関係で、13時には出発をしなければならず、2時間半の制限時間もあり、駈け足で各ショップを周った。知っている人も多いと思うが、アルマーニやグッチ、フェラガモ、トッズなど、イタリア有名ブランドがかなり安価に入手が出来、かつ、表示価格から20−40%のディスカウントがあり、無茶苦茶にお買得となる。初日の午前中だから、在庫も多く買い物好きには堪らない!日である。と言う訳で、私たちもかなり沢山の買い物をしてしまった。ちなみに私が購入した物を並べると、それだけでパーティに行けそうな感じである。トッズのローファー1足(90ユーロ)、ゼニアのシャツ2枚(各50ユーロ)、スラックス3本(各70ユーロ)、アルマーニのサマージャケット(100ユーロ!)と言う具合。また、日本人である私はもちろん免税が出来るので、更に安くなる訳だ!日本人で良かった、と思う一瞬である。帰りは土曜の午後と言う事もあり、思った以上に道は空いていてほぼ予定通りに帰宅した。

3時過ぎに帰宅してから軽く食事をしてゆっくりと過ごす。ここ数日、かなり忙しい日が続いているが、今日の夜も友人からの誘いがあり、夕食はチェチナの友人宅で8名の会食。初めて会う夫婦がベジタリアンで、全て野菜料理だった。それはそれで美味しいものだったが、初めて会うその夫婦、全く相性が合わずにかなり辛い晩餐となってしまい、私は半キレの状態で帰宅をする破目に・・・。食事は始まるとすぐに自分の興味あることを話し出し、それが3時間経っても途切れる事は無く、妻も私も全く蚊帳の外状態。99年から始まるイタリア生活の中でも、最もつまらない晩餐の1つである事は断言できる(笑)!もちろん、生活環境も仕事も完全に繋がりの無いタイプの人たちなのだが、まぁ、色々な人が世界には生きているという事だろう。

それにしても昨日から急に気温が上がって、まさに夏真っ盛り!なトスカーナである。海にはかなりの人出があったようで、いよいよバカンスの季節到来だろうか。


7月13日(金)
昨日の日記にも書いたが、午前10時半にマッキオレでAIS主催のソムリエ研修に日本から来ている方たちと会う予定だったが、レンタカー会社の手違いで大幅に遅れてしまい、結局午後1時にサッシカイアの前で会うことが出来た。この研修にはモトックスの本社営業マン・市橋氏が参加をしていて、彼からの依頼があり同級生5名の6名でのワイナリー訪問となった。この研修は期間が7週間で、私たちが99年から01年まで掛かって勉強をした3期分の授業をこなして、AIS認定のソムリエになれる詰め込み型のハードなコースである。

午前が全く台無しになってしまい、マッキオレにも午後からの訪問・試飲とかなり迷惑をかけてしまったが、参加した6名には良い勉強になったことだろう。研修期間中もピエモンテ=フォンタナフレッダ、トスカーナ=カンティーナダヴィンチ、ロンバルディア=失念、など、色々なワイナリーを訪問したそうだが、やはりマッキオレともなると格も質も段違いと感じたことだろう!1時45分から3時半までマッキオレ。それからスベレートのグアルドデルレに向かい午後5時からカンティーナと畑の見学。8時から食事をしながらの試飲となった。

以前の日記にも書いたが、グアルドのレストランでは食事に合わせたワインが提供される。たしか研修の最終期には同じように、料理とワインのマッチングの授業も有るので、ちょうど良いタイミングだったのではなかろうか。前菜からドルチェまで食事が終わったのは11時近くで、そこから研修先であるモンテカティーニテルメまで皆さん戻った訳だが、イタリアでの夜間運転は慣れていないので大変だった事だろう。長い時間、お疲れ様でした。これを糧にして今後のワイン生活を楽しんで貰いたい。

今日から日中の気温が更に上がったようだ。やっと夏らしい日が続く事だろう。


7月12日(木)
昨晩、ミケーレから突然の電話が有り、今日の早朝にピネータに6時半に行く事になった。日曜日に無理をした事もあり、少し足の具合を気にしながら走ったが、やはり1.5キロ過ぎたあたりで脹脛に痛みが走った・・・。以前に右足の脹脛を肉離れしたような感じで、私は走るのを止めて歩く事に。妻と友人達はそのまま走っていったが、私は2.5キロ地点で折り返すことにして、そのまま出発地点に戻った。やはり日曜の影響が大きいのだろう、改めて反省・・・である。待っていると妻が1人で戻り、3.5キロで折り返したそう。彼女は無理を決してしないのだ。その後、ミケーレとフルヴィオが戻り、彼らは仕事へ向った。10キロ走ってから仕事に行く事も、ここでは全く普通なことである。

帰宅後は、少し事務仕事をしてから、午後一番でマッキオレに向った。先日、チンツィアに打ち合わせの電話をしたら、一緒にランチをしながら話をしようと言われたからだ。彼女から食事の誘いが入るのはけっこう珍しい(笑)。一通り話をしてから、食前酒を馴染みのバール(このバールがなかなか素晴らしく、シャンパーニュのセレクションはこの辺りでは一番良い)で飲み、ビッボーナのラ・ピネータへ。ここはスカッチャペンシエリ同様に、この辺りでは魚介料理の名店の一つである。ロケーションは素晴らしく(浜にレストランがあるので)、素材もかなり新鮮。また、厨房には必ず数名の日本人がいることも料理が美味しい理由の1つだろう。私たちが食事をしていると、カ・マルカンダに来ているのだろうか、アンジェロ=ガヤが1人でランチをしに来た。彼を見かけるのは1年ぶりくらいではあるが、かなり老け込みが激しいような・・・気がしたが、妻もチンツィアも同じ印象を持ったそう。彼も色々と大変なんだろうなぁ・・・。食事は前菜とメイン、ジェラートで済ませる。実は今日の夜、アンナから食事に誘われている大変な一日なのである(笑)!

マッキオレを4時過ぎに後にして、自宅に戻り小休止。約束の8時過ぎにコラード宅に向うと、案の定、コラードは9時に帰宅。準備も終わってなく、9時くらいに来てくれと言われ出直し。9時過ぎに再度コラード宅に向かい、他に友人夫妻とウンブリアからの来客。全員が揃ったのは9時をけっこう回ったくらい。さすがにトスカーナ、時間通りには始まらない。今日のメインはサグランティーノに合わせた、チンギアーレのアグロドルチェである!まぁ、前菜から最後まで、相変わらずにアンナの料理は素晴らしく、全くレストランと同じような味がする。今週はかなり食事が豪勢、かつ、オーバーペースの感じがあり、少し大変な状況となっている。

明日も朝からイタリアでAISの研修を受けている日本人6名と、マッキオレ−グアルドデルレとワイナリー訪問である。夜はグアルドのレストランで食事が待っているが、シェフのお任せ魚介料理なのでかなり楽しみなことは確かである。なるべくセーブするように心がけたい・・・。


7月11日(水)
日曜日の10キロジョギングの翌日から、左膝の関節に痛みがありしばらく大人しくしていた。やはり急な運動は慎む歳になってしまったようだ(笑)。皆さんも無理は禁物!です。

今日、ピエモンテからモンキエロカルボーネのフランチェスコと奥さんのルクレツィアが打ち合わせの為に、わざわざカナレからモンテスクダイオまで来てくれた。カナレから3時間半で到着で、かなり飛ばして来たことだろう!足を運んでくれたお礼は、やはりスカッチャペンシエリの食事である。2時近い少し遅い時間に店に行ったが、それでもかなり席は埋まっていた。バカンスも近づき、そろそろ確実に予約が必要な季節が来たのだろう。

フランチェスコは4年ほど前に1度だけ、ヴォエルィオ、アルターレ、など著名ワイナリーのオーナー達と、一緒に来たことがあるそうだが奥さんは初めて。前菜のカルパッチョに始まり、トリリエのタリオリーニ、ボンゴレビアンコを堪能。メインは伊勢海老のボイル。〆のデザートはシャーベット、ランチが終わったのは4時近かった。私たちは先週の金曜も来ていたが、いつでも新鮮な魚介類は素晴らしい!2人ともかなり感激をしていたので良かった。もちろん、私たちもほぼ満腹で大満足、夕食はヨーグルトなどで済ませました。

カナレ地方の葡萄の状況については、フランチェスコは「現時点ではひじょうに素晴らしい状況」と言っていた。あちらでも日中が暑く、夜はかなり涼しいようで、寒暖の差が大きく、葡萄に良い影響が出ているそうだ。このままの状況で推移していく事を願わずにはいられない。


7月8日(日)
ミケーレと約束をした通り、午前7時半にピネータへ向う。もう1人ミケーレに誘われたらしく、友人のフルヴィオが来ていた。彼と一緒に15分待ったがミケーレは現れず、おそらく寝坊してしまったのだろうという事で2人で走り始めた。ほぼ2ヶ月ぶりのピネータである、もちろん10キロを走るつもりではなかったが、思った以上に快調に走れて、途中、膝の関節に多少の痛みを感じたが完走出来た。折り返して8.5キロを過ぎたあたり、ミケーレが前方からルナ(彼らの愛犬)と一緒に見えてきた・・・。案の定、寝坊とのこと、まぁ、ひじょうに珍しいことだが誰にでも失敗はあるもの(笑)と納得して、来週また走る約束をして別れた。

帰宅後、南半球の3ヶ国対抗ラグビーをTV観戦。南はシーズンが始まり、6月末からこの対抗戦が始まっている。先週はオーストラリア−ニュージーランドで、オーストラリアの逆転勝ち!今週はオーストラリア−南アフリカで、これもオーストラリアの逆転勝ち。やはりホームゲームは最後までどうなるか分からないものだ。来週からはニュージーランドステージで、最初は南アフリカとのゲーム、今からひじょうに楽しみである。

夕刻になりミケーレから電話があり、モンテスクダイオにて夕食を一緒にすることになった。自宅での夕食会は久々である。妻はボッタルガのスパゲッティに、野菜のグリルを作ってくれた。最後の〆はシチリアで買って帰ったチーズの盛り合わせだ!選んだワインはアルトアディジェのロゼだったが、なかなかどうして、パスタにもチーズにも相性が良く満足できるものだった。のんびりとした楽しい晩餐だった。今週はマッキオレ、グアルドデルレの訪問が控えているし、けっこう忙しそうだ。


7月6日(金)
三鷹の山本酒店で働いていた友人の伊東君(6月30日に挙式を終えた)が新婚旅行でイタリアに来ており、キャンティクラシコエリアからチェチナに来てくれた。ここまで来てもらったからには、2人のお祝いもありスカッチャペンシエリを予約、一緒に食事をしてきた。伊東君は2回目のアルド訪問だが、奥さんは初めてで、やはり新鮮な食材に感激をしていた。まぁ、日本でも沢山の美味しい魚介は食べられるが、ここの素材は別格だと思っている。ご夫妻、明日からサルディニアでのんびりと過ごすそうだ。

すでに山本酒店を退社している伊東君は、この旅行から帰国後、自分で仕事を始める。その仕事とはイタリアワインの輸入元、それもこのユーロ高の時期にである。かなり逆風が吹く事だろうが、イタリアワイン命の伊東君なので、きっと頑張ってくれるだろう。まぁ、戻ったらその準備や仕事でたぶん死にそうになるだろう(笑)が、それまでの一時のバカンスである、十分に鋭気を養ってこれから先に向って、ぜひとも頑張って欲しい。


7月4日(水)
先日ミケーレから連絡があり、彼の禁酒生活がやっと終わる!宣言があり、今日はミケーレ宅の食事会に誘われた。なんと1年半、全くワインなどのアルコール類を取っていないのだ!!まぁ、ほんとうによく持ったもので、イタリア人にしては稀にみる意志の固さを見せつけてくれた訳。そのお祝いではないが、この春に飲んでひじょうに感激をしたアルトアディジェのピノビアンコを持参した。案の定、瞬く間にボトルが空いてしまった(笑)。今日のパオラの料理もなかなか美味しく出来ており、野菜中心の軽めの食事で楽しい晩餐を過ごす事が出来た。イタリアの野菜はほんとうに美味しい!


7月3日(火)
イタリアに戻ってから1週間、久々の更新になってしまった。今回のイタリアへのフライトは成田−パリ−ピサと全行程、ほぼ時間通りに進んでピサ空港には20分近く早く到着してしまったほどである。毎回、このように定刻に動けば飛行機に乗ることもそれほど苦にならない、と思うのだが・・・。

26日から29日までは、モンテスクダイオで少しゆっくり目に過ごしていたが、30日から今日までは、いつものように慌ただしく時間が過ぎていった。29日に夜にサンファビアーノカルチナイアのオーナーから30日の夕食に誘われ、カステッリーナインキャンティまで出かけて1泊。6月22日にワイナリーの近くに娘夫婦のためにオステリアをオープンさせ、そこでの食事会に呼ばれた訳だ。オステリア・アル・トッリオーネ(Osteria al Torrione)という名前で、娘の旦那はコッレヴァルデルサのアルノルフォでも修行をしており、なかなか洗練された料理を作っていた。この近郊で食事に困った際はお薦めである。ワインの方はカルチナイアのワインを中心に、フェッリーニ軍団のワインが揃っていたり(笑)で、なかなかのセレクションである。

翌日7月1日はカステッリーナからモンテスクダイオに戻ってから、ここ数年でひじょうに良いワインをリリースしているサンジェルバジオまで行き、オーナーのルカと打ち合わせ・夕食に呼ばれていた。ワイナリーのすぐ脇にはバールがあり、そこで食事をしたが典型的なトスカーナのオステリアと言う印象。生ハムやサラミ、野菜のオイル漬けなど、ひじょうにワインの進むものが供される。ワインはサンジェルバジオのワインだけだが、全種類をグラスで飲めるのも有り難い。ワイン次第だが、基本的には1人10ユーロで十分だそうで、かなりのコストパフォーマンスがあることは確かだ。セレクトされたチーズはかなりハイレベルだった。

そして、昨日−今日は打ち合わせのためにエミリアロマーニャ州まで移動。昨晩はリミニ近郊に初宿泊。往路・復路共、殆ど渋滞も無く、なかなか快適なドライブだった。ここ数日はひじょうに天候も良く過ごしやすい。最近の天候の特徴は、日中は30度を越えたりするが、夜はひじょうに涼しく寝苦しくも無い。この状況は葡萄にも人間にも有り難いだろう。

ちなみにこの時期までの葡萄の動きだが、フリウリ(ヴィエディロマンス)、トスカーナ(サンジェルバジオ、カルチナイア)の情報では、葡萄の開花時期がひじょうに早かったので、動き自体は2週間以上の早さだそうである。おそらく今年の収穫は8月上旬から始まる可能性が高いようだ。まだ品質までを語るには早すぎるので、今後の動きに対しては敏感でいなければならないと思われる。