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THINKPAD T20、T21化計画(完結編)
【 液晶交換,13.3インチから14.1インチへ】
さて前回のCPU交換によって、ちょっとT21に近づいたT20だが・・
ちょっと、横の写真を見ていだだきたい・・
ちなみに、左が正真正銘のT21、右がCPUを交換したT20、よぉーくみてほしい、管理人のいわんとすることがわかるだろうか。
と、思わせぶりな出だしだったが、副題を見ればわかるとおり、液晶の大きさがちがうのである。
大きさの違いはあるが、どちらもXGA、解像度は一緒なので、さほど使用には差し支えないのだが、見た目がねぇ・・やっぱり液晶がフロントベゼルいっぱいのT21のほうが格好いい・・と、まぁこんなわけで、液晶交換をしてみようと思ったわけである。
題も「T21化計画」だし、ちょうどいいではないですか。
ちょうどいいといっても、液晶交換ともなれば、液晶パネルが必要だ。ちなみにサイズは14.1インチ、パソコンに詳しい人ならおわかりだろうが、液晶パネルはパーツで買うと、とても高価なもので、それだけで中古のノートパソコンが買えるくらいの値段となる。オークションでもよく見かけるが、液晶が割れたので、メーカーに修理を頼んだら、目の玉が飛び出るくらいの修理費を請求されて、泣く泣くオークションで処分という人が結構いる。まぁ、それだけ液晶パネルが高いと言うことの証明でもあるが・・
で、管理人はどうしたかというと、実は持っているのである。えっ、何をって・・液晶パネルを持ってるんです。しかも、14.1インチの物を・・・購入の詳細はさておいて、T21を持っている関係上、もしもの時のために、保守部品として持っていた物があり、今回これを使って、T20の液晶交換をしようと、こういうわけである。
保守マニュアルで検証
早速、液晶交換といきたいところだが、まず最初に管理人の持っている液晶パネルが、T20に使えるのかどうか、まずはこれを保守マニュアルによって検証してみよう。同じ流れを汲むモデルといっても安心は出来ない、仕様が変わって使えないと言う事も十分考えられる。さいわいIBMは、各モデルの保守マニュアルがPDFファイルでダウンロードできるので、これを見ながら検証をしてみたい。IBM ThinkPad 保守マニュアルダウンロードページ
管理人の持っている液晶パネルとその裏側にあるラベル、ラベルには製造メーカーやIBMのパーツ番号が記してある。
赤丸で囲んでいるところがパーツ番号。拡大して見る
ちなみにパーツ番号はFRU 05K9678となっている。この番号は、保守マニュアルで調べるとき必要な番号なので、メモっておく。
今回使う保守マニュアルの正式名称は、「ThinkPad T20/T21/T22/(MT2647) ThinkPadドック(MT2631) 保守マニュアル」でダウンロード先はこちら
保守マニュアルの製品仕様欄の抜粋、T20にも14.1インチの仕様があることがわかる。さらに保守マニュアルの巻末にあるパーツリストのページを開き、管理人の持っている液晶パネルのパーツ番号と保守マニュアルに記載のパーツ番号とあう物があるか調べる。
赤丸部分を見ていただけるとわかるが、管理人の持っている液晶パネルのパーツ番号と一致するパーツ番号をみつけることが出来た。T20,T21用とはっきり記載してある。これで、この液晶パネルがT20にも使えることが確認できた。
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