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使用不能になったバッテリーを復活させる
【バッテリーの殻割りに挑戦】
ジャンクノート研究所で一回は取り上げてみたい研究が、使用不能バッテリーの復活だった。以前からやってみたかったのだが、バッテリーセルも手に入らなかったし、「バッテリーの殻割り」と言う作業もなんとなくうまくやれそうな感じでもなかったので、延び延びとなってしまっていた。
きっかけは、ヤフーオークションでThinkpad600のジャンクバッテリーを手に入れたことから始まる。
「画面不良のThinkpad 」はジャンクノートで、バッテリーが付属してなかったこともあり、再生目的で件のバッテリーを落札した。

落札したバッテリー、本体に取り付けるが、全く充電しなかった。(ジャンクだから当たり前)
交換用のバッテリーセルは、後日手に入れる事とし、まずは懸案の「バッテリーの殻割り」に挑戦してみた。
方法はいろいろあると思うが、管理人はまずマイナスドライバーを持ち出して挑戦してみた。バッテリーのケースの合わせ目にドライバーの先端をいれてこじるが、かなり強力に接着してあり、無理をすると割れそうだ。バッテリセルを取り出すだけならいいが、ケースも再利用と言う目的があるので、この方法は無理があると判断、別の方法を考える。
ちょっと危ないが、カッターナイフであけることにした。
カッターナイフでの殻割りだが、ケースの合わせ目の沿って、カッターの刃を入れていく。一回で深く切ろうとせずに、浅く切り目を入れていく感じで何回も刃を入れていく、そうするとある時点で、「ペキッ」と言う小さな音がする、これでオーケー。これを4辺すべての合わせ目に行う。

初めてにしては、以外ときれいに殻割りが出来た。無理なく、落ち着いて、慎重にと言うのが、やってみた後の感想だ。
ただし、カッターナイフを扱うときにはくれぐれも注意を怠りなく、刃を自分に向けて動かすとか、もってのほかですぞ!!
ここまでは上出来だったのだが、残念なことにバッテリーセルを取り出すとき、致命的な失敗をしてしまった。バッテリの制御基盤を壊してしまったのだ、たった今、慎重にと言ったはずなのに・・バッテリセルのしたに制御基盤とバッテリを結ぶフラットケーブルみたいなものが張り付けられていて、その接着部分をはずすときにフラットケーブル??を切断してしまった。
ああ、この研究もここで終わりなのか・・一瞬、そう思ってしまったが、ここは気持ちを切り替え(転んでもただでは起きんぞぉ)、取りはずした6本のバッテリーセルのタブをニッパーでカット、6本すべてを1本ずつにばらした。
で、何をやるかというと、テスタで各セルの状態を確認してみることにしたのだ。

(テスタで状態を確認中、使用不能バッテリーでもセル単体では、状態が異なる)
結果だが、6本中、3本は駄目だったが、3本はまだ電圧がでている・・・と言うことは、この3本はまだ使えると言うことか??バッテリーに関しては、管理人は全くの門外漢なので、よくわからないが・・・・
とにかく、この3本のバッテリーセルを使ってみようと思ってたら・・・そうそう、ありました、ありました、うってつけのバッテリーが・・・「ツボ押しで復活させたAL-N2」のバッテリも使用不能になっていたのを思い出した。しかも、N2のバッテリーはひとつに3セル入るので、ちょうど数も合う。
さっそく、N2のバッテリーも殻割りする。さっきやったばかりなので、こちらも同じ要領で行う。

後は、セルを入れ替えるだけだ。
尚、詳しくはわからないが、リチウムイオン電池は、とにかく危険なものらしいので、くれぐれも取り扱いに注意すること。熱加えたりすると危ないらしい・・といいつつ、半田付けしてしまったが・・

極性を間違わないように並べて確認、直列になるように半田付け、元のバッテリーから制御基盤を外し、こちらも半田付けする(写真参照)
間違わないように、配線をメモるか、デジカメで撮っておく(管理人は後者を選んだ)

元通りに、セルをケースの中に納め、テープで固定、いよいよ本体に取り付け充電してみる。

充電中を知らせるオレンジ色のLED、どうやら、大丈夫みたいだ。数時間後、オレンジ色のLEDがグリーンに変わったので、Fn+F9でバッテリーの状態を確認(写真右)、何とかうまく復活できた。
02/06/22作成
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