16.念仏山 東運寺
宗派:浄土宗
住所:杉並区方南 2-5-4

釜寺本堂
釜寺本堂
本堂の屋根の上に大きな釜があるのが印象的な寺です。

天正元年(1573年)に一安上人により,念仏堂として開創されたことから,念仏山と号します。大正11年5月に元下谷区入谷町にあった東運寺と合併し,念仏山東運寺と改められました。

本尊は阿弥陀如来で,念仏堂以来の,安寿と厨子王の守り本尊と伝えられている「身代わり地蔵菩薩」も本堂に安置されています。
「釜寺東運寺身代わり地蔵縁起」によると,「人買いにかどわかされた安寿と厨子王は地蔵さんを念じてはいろいろな霊験を受けて危難を逃れた。ある日,厨子王が見せしめのために大釜の熱湯の中に放り込まれたとき,地蔵さんが坊さんの姿をして現れ,厨子王を抱き上げて姿を消した」と伝えられています。これにちなんで,本堂の屋根に釜をおいたといわれています。
釜寺本堂屋根の釜
釜寺本堂屋根の釜
現在の本堂の屋根の釜は,第二次大戦の空襲で焼失した後に,地元の信者の寄進によるもので,一俵(約60kg)の米を炊くことができるといわれています。



神田川
Previous  神田川沿いの寺社史跡  Next