8.荻外荘
住所:杉並区荻窪 2-43-20
交通:JR・地下鉄丸の内線 荻窪駅下車 南口徒歩10分



荻外荘
荻外荘
春日橋を左に折れ最初の四辻に、荻外荘(てきがいそう)があります。政治家、近衛文麿が住んでいたところです。
近衛氏は、昭和12年第一次、15年第二次組閣。太平洋戦争敗戦後、戦犯者として拘引の直前に自殺しました。荻外荘で過ごされた近衛氏の日々は昭和史の舞台でもありました。
個人の住まいなので、見学は許されていません。

「昭和十二年に、公爵近衛文麿氏が、現在の荻窪二丁目四十三番にある入沢達吉博士邸を買い求められ、元老西園寺公望より荻外荘と名付けていただきました。荻外荘は南斜面の高台にあって、善福寺川河谷を一望に収め、はるかに富士の霊峰を眺める景勝地にあり、大正天皇の侍医であった入沢博士が、大正初年に地主中田村右衛門氏より、松林一町歩を反あたり七00円で買い求めて建てた別荘でした。 同年六月に、近衛公が第一次近衛内閣を組織して総理大臣になられてから、荻窪の荻外荘の名が、毎日のように新聞紙上に現れ、荻窪の地名が一躍世に知られました。それとともに荻窪が高級住宅地であるというイメージが拡がりました。」
(「杉並風土記」杉並郷土史会昭和52年発行 森泰樹著)


現在,周囲はマンションなどが建ち、時代と共に様変わりしています。当時の面影が残る一角を後にして道成りに5分程行くと、大田黒公園の中に日本の音楽の育成に貢献した大田黒元雄氏の仕事部屋(現在の記念館)があります。昭和8年に建てられた西洋風の建物です。
その先には、昭和5年にオープンしたという老舗旅館西郊があります。



善福寺川
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